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段差をなくすリフォームの費用相場は?場所別の工事内容と補助金制度を紹介

5 時間前
読了時間: 9分

住宅内の段差は、毎日の移動でつまずく原因になりやすく、小さなお子さまや高齢のご家族がいるご家庭では、安全面が気になるポイントです。

玄関や浴室、トイレの入口など、段差がある場所は住まいによって異なります。

段差をなくすリフォームの費用は、工事の内容や施工範囲によって変わります。

簡易的なスロープの設置なら数千円程度から対応できる一方、床の高さを調整したり、浴室を交換したりする場合は数十万円以上かかることもあります。

この記事では、段差をなくすリフォームの費用相場を場所別に紹介し、工事内容や補助金制度についても解説します。



段差をなくすリフォームの費用相場

段差をなくすリフォームの費用は、簡単な部材の設置であれば数千円〜数万円、大掛かりな工事では数十万〜130万円以上が目安です。

主な工事内容と費用相場は、以下のとおりです。

・小さなスロープの設置:数千円〜数万円

・敷居の撤去や補修:数万円〜10万円程度

・床のかさ上げや高さ調整:10万〜40万円程度

・玄関の踏み台や手すりの設置:2万〜4万円程度

・浴室のシステムバスへの交換:70万〜130万円程度

・屋外スロープの設置:40万〜60万円程度

上記は工事内容に応じた費用の目安です。

実際の金額は、段差の高さや床の状態、使用する材料、既存設備の撤去費用などによって変わります。



部屋・敷居の段差をなくすリフォーム費用

部屋と廊下の境目や、各部屋の出入口にある敷居は、つまずきやすい場所のひとつです。

段差の高さや床材の状態に合わせて工事方法を選びます。


⚫︎ スロープの設置:約2,000円〜

小さな段差であれば、段差解消用のスロープを設置する方法があります。

・費用目安:1ヶ所あたり約2,000円〜

・工事内容:既製品のスロープを設置

・特徴:比較的手軽に段差を解消できる

ただし、上記は製品代を中心とした目安です。設置工事費が別途かかります。

壁の下地などの状態によって費用には幅がありますので、業者に現地調査をしてもらい、見積りを取りましょう。

スロープは高さや幅、勾配によって使いやすさが変わるため、通行する人や車いすの使用状況なども考慮して選びましょう。


⚫︎ フローリングの重ね張り:約12万〜27万円

既存の床の上から新しいフローリングを張る方法です。

床全体の仕上がりを新しくできる一方、床材の厚み分だけ高さが変わるため、部屋と廊下の境目に新たな段差ができないか確認する必要があります。

・費用目安:約12万〜27万円

・工事内容:既存床の上からフローリングを施工

・特徴:床の見た目を一新できる

費用は施工面積や床材の種類によって変わります。


⚫︎ 床の下地調整・かさ上げ:約27万〜40万円

複数の部屋や廊下の高さをそろえたい場合は、床の下地を調整したり、床全体をかさ上げしたりする工事が必要になることがあります。

・費用目安:約27万〜40万円

・工事内容:床の下地調整、高さの変更、床材の張替えなど

・特徴:広い範囲の段差を調整しやすい

床の高さを変更する場合は、ドアの開閉や収納の扉、階段との接続部分などにも影響します。

施工範囲を確認したうえで計画することが大切です。



浴室の入口の段差をなくすリフォーム費用

浴室の入口は、濡れた床で足を滑らせたり、出入りの際につまずいたりする危険がある場所です。

浴室の床や入口の構造によって、対応できる工事が異なります。


⚫︎ すのこの設置:約5万〜10万円

浴室の床に高さを調整できるすのこを設置し、入口との段差を小さくする方法です。

・費用目安:約5万〜10万円

・工事内容:浴室用すのこの設置、高さの調整

・特徴:既存の浴室を活用しながら対応できる

浴室の形状や排水設備との相性によっては、設置できない場合があります。

水はけや清掃のしやすさも確認しましょう。


⚫︎ システムバスへの交換:約70万〜150万円

昔ながらのタイル張りの浴室からシステムバスへ交換する際に、入口の段差を小さくする工事を検討できます。

・費用目安:約70万〜150万円

・工事内容:既存浴室の解体、システムバスの設置、給排水工事など

・特徴:浴室全体の使いやすさや安全性を見直せる

浴室の広さや選ぶ設備、土台や配管の状態によって費用は変わります。

入口の段差解消を目的とする場合は、出入口の高さや床の仕上がりについても事前に確認しておきましょう。



玄関の段差をなくすリフォーム費用

玄関は、土間と室内の床に大きな高低差がある場所です。

段差を完全になくすことが難しい場合でも、踏み台やスロープなどを活用して昇り降りの負担を軽減できます。


⚫︎ 踏み台と手すりの設置:約2万〜4万円

玄関の上り框を昇り降りしやすくするには、踏み台や手すりの設置が有効です。

・費用目安:約2万〜4万円

・工事内容:踏み台の設置、手すりの取り付け

・特徴:大きな工事をせずに昇り降りを補助できる

踏み台は、安定して設置できる場所を選ぶことが重要です。

手すりも、使用する人の身長や動作に合わせた位置に取り付けましょう。


⚫︎ スロープの設置:約15万〜20万円

玄関の段差をスロープで解消する方法です。

・費用目安:約15万〜20万円

・工事内容:スロープの設置、必要に応じた床面の調整

・特徴:車いすや歩行器での移動を補助できる

玄関の高低差が大きい場合は、十分な長さと緩やかな勾配が必要です。

設置スペースや玄関まわりの形状によっては、スロープ以外の方法が適している場合もあります。


⚫︎ 段差解消機の設置:約20万〜30万円

玄関の高低差が大きく、スロープの設置が難しい場合は、段差解消機を検討する方法もあります。

・費用目安:約20万〜30万円

・工事内容:段差解消機の設置

・特徴:昇降装置によって高低差を移動できる

設置スペースや機器の種類、必要な工事によって費用は変わります。

製品代だけでなく、設置工事や電源工事の有無も確認しましょう。



トイレの入口の段差をなくすリフォーム費用

トイレの入口に敷居があると、出入りの際につまずく原因になります。

段差の高さや周辺の床の状態に応じて、敷居の撤去や床の高さ調整を行います。


⚫︎ 敷居の撤去・補修:約5万〜7万円

敷居を撤去し、周囲の床との高さを調整する方法です。

・費用目安:約5万〜7万円

・工事内容:敷居の撤去、床の補修、仕上げ材の施工

・特徴:出入口の小さな段差を解消しやすい

敷居を撤去すると、床材の切り口や下地が見えることがあります。見た目もきれいに仕上げるには、周囲の床材との取り合いを考慮した補修が必要です。

また、ドアの下端や開閉方法によっては、建具の調整や交換が必要になる場合があります。


⚫︎床のかさ上げと床材の張替え:約8万〜15万円

トイレと廊下の床の高さが大きく異なる場合は、床をかさ上げして高さをそろえる方法があります。

・費用目安:約8万〜15万円

・工事内容:床の高さ調整、床材の張替え

・特徴:入口から室内への移動をスムーズにしやすい

床の高さを変える場合は、便器や給排水管への影響も確認する必要があります。状況によっては、追加工事が発生することもあります。



屋外の段差をなくすリフォーム費用

玄関アプローチや駐車場から玄関までの通路など、屋外の段差を解消したい場合は、スロープの設置が選択肢になります。


⚫︎ 屋外用スロープの設置:約40万〜60万円

屋外にコンクリートなどでスロープを施工する場合の費用目安は、約40万〜60万円です。

・費用目安:約40万〜60万円

・工事内容:地面の整地、下地づくり、コンクリート施工など

・特徴:玄関までの移動をしやすくできる

費用はスロープの長さや幅、勾配、地面の状態によって変わります。

既存の階段や塀の撤去が必要な場合は、追加費用が発生します。

また、屋外では雨水が流れる方向や滑りにくさにも配慮が必要です

。車いすでの利用を想定する場合は、勾配や踊り場のスペースなども含めて計画しましょう。



段差解消リフォームで補助金は使える?

段差をなくすリフォームでは、条件を満たすことで介護保険の住宅改修費や自治体の助成制度を利用できる場合があります。


⚫︎ 介護保険の住宅改修

要支援・要介護認定を受けている方が対象となる住宅改修では、手すりの取り付けや段差の解消などが給付対象になる場合があります。

主な対象工事は、以下のとおりです。

・手すりの取り付け

・段差の解消

・滑りにくい床材への変更

・引き戸などへの扉の取り替え

・上記の工事に必要な付帯工事

支給限度基準額は原則20万円で、その範囲内で対象工事費の7〜9割が支給されます。

実際の支給額は所得などによって異なります。

介護保険の住宅改修は、工事前の申請が原則です。

事前申請をせずに工事を始めると、給付を受けられない場合があるため、ケアマネジャーや自治体の窓口に相談してから進めましょう。


⚫︎ 自治体独自の助成制度

自治体によっては、高齢者や障がいのある方の住環境整備を目的とした住宅改修の助成制度を設けている場合があります。

対象となる人や工事内容、所得条件、補助金額などは自治体によって異なります。

介護保険の住宅改修と併用できるかどうかも、事前に確認が必要です。

補助金を活用したい場合は、お住まいの自治体の窓口に相談し、利用条件や申請手続きを確認しましょう。



段差をなくすリフォームで確認したいポイント

段差解消リフォームを計画する際は、工事費用だけでなく、住まい全体の使いやすさも考慮することが大切です。


⚫︎ 段差の高さと施工範囲を確認する

段差が数センチ程度なのか、玄関のように大きな高低差があるのかによって、適した工事方法は変わります。

また、1ヶ所だけを施工するのか、廊下や複数の部屋まで含めて高さをそろえるのかによっても費用が変わります。


⚫︎ ドアや周辺設備への影響を確認する

床の高さを変更すると、ドアの開閉や収納の使い勝手に影響することがあります。

浴室やトイレでは、排水設備や便器などの位置も関係するため、周辺設備も含めて確認しておきましょう。


⚫︎将来の生活も考慮する

段差解消リフォームは、現在の使いにくさを改善するだけでなく、将来の生活も考えて計画すると安心です。

車いすや歩行器の使用を想定する場合は、通路の幅やスロープの勾配、手すりの位置なども検討しましょう。



まとめ

段差をなくすリフォームの費用は、工事内容や施工場所によって大きく異なります。

・部屋や敷居:スロープの設置や床の高さ調整

・浴室:すのこの設置やシステムバスへの交換

・玄関:踏み台や手すり、スロープの設置

・トイレ:敷居の撤去や床のかさ上げ

・屋外:コンクリートなどによるスロープの施工

小さな段差であれば比較的手軽に対応できますが、床の高さを変更する工事や水まわりのリフォームでは、周辺設備への影響も確認する必要があります。

また、介護保険や自治体の助成制度を利用できる場合もあるため、対象となる工事や申請条件を事前に確認しておきましょう。


ISK工房では、栃木県全域で住まいのリフォームや修繕のご相談を承っております。玄関や廊下、浴室、トイレなどの段差解消をご希望の際は、お気軽にご連絡ください。

現地の状況を確認したうえで、住まいに合った工事内容をご提案し、お見積りいたします。


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