節水リフォームで本当に光熱費は下がる?設備ごとの節約効果と費用の目安

節水リフォームをすると、水道代だけでなく、ガス代や電気代の節約にもつながります。
特に、トイレやシャワー、給湯器などは毎日使う設備のため、交換によって水やお湯の使用量を減らせれば、長期的な光熱費の削減が期待できます。
とはいえ、節約できる金額は、現在使用している設備や家族の人数、使い方によって変わります。
リフォーム費用もかかるため、どのくらい節約できるのかを事前に把握しておくことが大切です。
この記事では、節水リフォームの種類ごとの節約効果や費用を回収するまでの考え方についてご紹介します。
節水リフォームで光熱費が下がる理由
節水リフォームによって水の使用量が減ると、水道料金を抑えられます。
さらに、シャワーやキッチンなどでお湯を使っている場合は、お湯を沸かすために必要なエネルギーも減らせるため、ガス代や電気代の節約にもつながります。
例えば、シャワーの使用量が減れば、給湯器で温める水の量も少なくなります。
これにより、水道代と給湯にかかる光熱費の両方を抑えられます。
一方、トイレの洗浄水量を減らした場合は、主に水道代の削減につながります。
このように、設備によって節約できる費用が異なるため、どの部分の光熱費を減らしたいのかを考えてリフォームを検討しましょう。
節水リフォームの種類と節約効果
1. 節水型トイレへの交換
古いトイレを節水型トイレに交換すると、1回の洗浄に使用する水の量を減らせます。
古いトイレでは1回の洗浄に13L前後の水を使用する製品もありますが、近年の節水型トイレには、大洗浄で4〜6L程度の水量で洗浄できる製品があります。
使用する水の量が少なくなれば、毎日のトイレ使用による水道代を抑えられます。
節約効果の目安は、家族構成や使用頻度、現在のトイレの洗浄水量によって異なりますが、年間で1万円前後以上の水道代削減が期待できる場合もあります。
節水型トイレには、次のようなメリットもあります。
・少ない水で洗浄できる
・汚れが付きにくい加工や掃除しやすい形状の製品を選べる
・古いトイレから交換することで、使い勝手や清掃性の向上が期待できる
トイレの使用年数が長くなっている場合は、節水性能とあわせて、便座や洗浄機能などの状態も確認するとよいでしょう。
2. 節水シャワーヘッドへの交換
節水シャワーヘッドは、水の出し方や流量を工夫することで、使用する水の量を減らす設備です。
シャワーは毎日使用する家庭も多く、お湯を使う時間が長いほど、水道代と給湯にかかる光熱費が増えます。
節水シャワーヘッドに交換して使用水量を減らせば、水道代に加えて、ガス給湯器や電気給湯器でお湯を作るためのエネルギーも節約できます。
節約効果は製品の節水率や使用時間によって異なりますが、水道代と給湯にかかる光熱費を合わせて、年間数千円程度の削減が期待できます。
節水シャワーヘッドを選ぶ際は、次の点を確認しましょう。
・節水率
・水圧や水の広がり方
・手元で水を止められる止水機能の有無
・現在使用しているシャワーホースや水栓との適合性
節水率が高い製品でも、使い心地が合わなければ使用時間が長くなる可能性があります。
家族が快適に使える製品を選ぶことも大切です。
3. 高効率給湯器への交換
お湯を作るためのエネルギーを効率よく利用できる給湯器に交換すると、給湯にかかる光熱費の削減が期待できます。
代表的な設備には、次のようなものがあります。
・エコジョーズ:ガスの排熱を利用して効率よくお湯を作る給湯器
・エコキュート:ヒートポンプ技術を利用し、空気中の熱を活用してお湯を作る給湯器
給湯器は家庭のエネルギー消費に大きく関わる設備です。古い機種から高効率タイプへ交換することで、ガス代や電気代を抑えられる可能性があります。
ただし、節約効果は現在使用している給湯器の種類や効率、家族の人数、お湯の使用量、契約している電気・ガス料金などによって変わります。
年間の削減額が数万円になる場合もありますが、すべての家庭で同じ効果が得られるわけではありません。
また、エコキュートとエコジョーズでは使用するエネルギーや必要な設置条件が異なります。
交換費用だけでなく、現在の設備や住まいに適しているかも確認しましょう。
節水リフォームの費用はどのくらい?
節水リフォームにかかる費用は、設備の種類や製品のグレード、工事内容によって変わります。
費用を検討する際の一般的な目安は次のとおりです。
・節水シャワーヘッドへの交換:数千円〜数万円程度
・節水型トイレへの交換:10万〜30万円程度
・高効率給湯器への交換:機器や工事内容によって数十万円程度
上記はあくまで目安です。
給排水管の工事や電気工事、既存設備の撤去処分などが必要な場合は、費用が追加されることがあります。
また、給湯器は設置場所や配管の状態によって施工内容が異なります。
正確な費用を知るためには、現在の設備や設置状況を確認することが大切です。
節水リフォームで本当に元が取れる?
節水リフォームを検討するときに気になるのが、工事にかかった費用を節約額で回収できるかどうかです。
例えば、リフォーム費用が15万円で、年間の水道代や光熱費を1万5,000円削減できた場合、単純計算では約10年で費用と削減額が同じになります。
ただし、これは毎年同じ金額を節約できると仮定した計算です。
実際には、使用量や料金単価の変動によって回収までの期間は変わります。
費用を検討する際は、次のポイントを確認しましょう。
・現在使用している設備の水量やエネルギー効率
・家族の人数と水やお湯の使用量
・リフォームにかかる初期費用
・年間で期待できる水道代や光熱費の削減額
・設備の寿命や今後必要になる修理費用
特に、古いトイレや給湯器を長年使用している場合は、節約効果に加えて、故障リスクの軽減や使い勝手の改善も期待できます。
設備が故障してから慌てて交換するよりも、使用年数や劣化の状態を確認しながら計画的に検討すると、予算を組みやすくなります。
節水リフォームを成功させるポイント
節水リフォームで満足できる結果を得るためには、住まいの状況に合った設備を選ぶことが重要です。
例えば、シャワーの使用時間が長い家庭では、節水シャワーヘッドへの交換が効果的な場合があります。
一方、給湯器が古くなっている家庭では、高効率給湯器への交換によって、より大きな節約効果を期待できる可能性があります。
また、トイレの交換を検討している場合は、節水性能だけでなく、掃除のしやすさや必要な機能も確認しましょう。
複数の設備を同時に交換すると、工事をまとめられる場合もあります。
ただし、すべての設備を一度に交換する必要はありません。
劣化の状態や予算、期待できる節約効果を比較し、優先順位を決めることが大切です。
まとめ
節水リフォームは、水道代だけでなく、お湯を作るためのガス代や電気代の削減にもつながります。
節水型トイレや節水シャワーヘッド、高効率給湯器など、設備ごとに節約できる費用や効果が異なります。
リフォーム費用を回収するまでの期間も、家庭の使用状況によって変わるため、現在の設備と交換後の効果を比較して検討しましょう。
ISK工房では、栃木県全域で住宅設備の交換やリフォームのご相談を承っております。
トイレや給湯器の交換、シャワーまわりのリフォームをご検討の際は、お気軽にISK工房までご相談ください。住まいの状況やご希望に合わせて、お見積もりいたします。



