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扉をなくしてスッキリ暮らす!「オープン収納」で叶える快適リフォーム術

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「使いやすくて、おしゃれな収納がほしい」

そう思ってクローゼットや棚をつくっても、気づけば「開け閉めが面倒」「中がごちゃつく」といった悩みを抱えていませんか?


そんな方におすすめなのが、扉をなくした「オープン収納」です。


一見シンプルな発想ですが、実は空間を大きく変えるリフォームのひとつです。

暮らしの動線や見た目の印象、そして家事のしやすさまで、驚くほど快適になります。


今回は、オープン収納のメリット、注意点、そして取り入れる際の実践ポイントを詳しくご紹介します。


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1. なぜ今、「オープン収納」が人気なのか?

ここ数年、リフォームの現場で人気が高まっているのがオープン収納です。

背景には、暮らしの「見せ方」を大切にする考え方の広がりがあります。


例えば、SNSでよく見る「丁寧な暮らし」「見せるインテリア」。

扉で隠すのではなく、見えても心地よい空間づくりが主流になりつつあります。


また、家事効率の面でも大きなメリットがあります。

扉を開け閉めする手間がなくなり、モノの出し入れがワンアクションで済みます。


「使う」「戻す」が自然にできるため、散らかりにくい暮らしへと変化します。


最近は、

・クローゼットを「見せる衣装部屋」にする

・パントリーを「カフェ風オープン棚」に変える

・洗面所収納を「ホテルライク」に見せる

など、デザイン性と機能性を両立させたリフォーム事例も増えています。


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2. オープン収納の3つのメリット

① 見渡せるから、片付けやすい

オープン収納最大の魅力は「どこに何があるか一目でわかる」ことです。

家族全員が使いやすく、探し物の時間も減ります。


片付けが「義務」ではなく「習慣」に変わるのは、見える収納ならではの効果です。

また、「隠せない」からこそ自然と整理整頓を意識するようになり、結果的に散らからない暮らしが続くという声も多く聞かれます。


② 空間が広く、明るく見える

扉を取り払うことで、視線の抜けが生まれます。

圧迫感が減り、空間にゆとりが生まれるのが大きな特徴です。


特に、狭い玄関や洗面所などでは、扉の開閉スペースが不要になるだけでも大きな違いを感じられます。

壁の一部をオープン棚にするだけで、「こんなに広かったっけ?」と感じるほど、視覚的効果があります。


③ インテリアの一部として楽しめる

オープン収納は「しまう場所」ではなく、「飾る空間」にもなります。


お気に入りの食器や雑貨、観葉植物などを並べるだけで、部屋全体の雰囲気がワンランクアップします。


・木の質感を活かしたナチュラルスタイル

・ブラックのアイアンで締めるインダストリアル調

・白で統一したミニマルモダンなど

テイストに合わせて自由にコーディネートできるのも魅力です。


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3. オープン収納に向いている場所

「どこをオープンにするか」で、使い勝手も印象も大きく変わります。

おすすめの設置場所には次のようなものがあります。


玄関収納

靴・傘・帽子など、日常的に使うものを「見せながら整理」できます。

見通しがよく、使ったものをそのまま戻すだけで整う仕組みになります。

来客時にも清潔感を感じやすい空間になります。


キッチン

調味料や食器、家電などを取り出しやすく配置できます。

「使う→洗う→戻す」の動線が短くなり、調理効率がアップします。

棚の配置次第で、カフェのような雰囲気も演出できますよ。


洗面所

タオルや日用品をオープンにすることで、忙しい朝もスムーズになります。

収納ケースやカゴを使って色味をそろえれば、ホテルのような整った印象になります。


クローゼット

毎日の服選びが楽しくなる「見せる収納」になります。

アイテムが一目でわかるので、コーディネート時間の短縮にもつながります。

見せる部分と隠す部分を上手に使い分けるのがコツです。


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4. オープン収納を成功させるための3つのコツ

オープン収納は「見せる」だけに、計画性が成功のカギです。

快適に保つためのポイントを押さえておきましょう。


① ホコリ対策

オープン収納の弱点は、ホコリが溜まりやすいことです。

上段には「普段あまり使わない物」を、手が届きやすい中段〜下段には「よく使う物」を置くと、お手入れの手間を減らせます。


また、棚板はサッと拭ける素材を選ぶのがポイントです。

メラミン化粧板やスチール、塗装仕上げの木材など、ツルッとした表面なら掃除がぐっと楽になります。


② 隠す収納とのバランス

すべてをオープンにしてしまうと、どうしても生活感が出て雑多な印象になりがちです。

見せたい部分だけを開けて、他は扉付きや引き出し収納にすることで、スッキリ感と使いやすさの両立ができます。


例えば、「上段は見せる収納」「下段は隠す収納」に分けるだけでも、空間にメリハリが生まれます。

見せたいもの・隠したいものを上手に仕分けることが、満足度の高い収納づくりのポイントです。


③ カラーと素材の統一感

収納の印象を整える近道は、「色」と「素材感」をそろえることです。

棚板やボックス、バスケットのトーンを合わせるだけで、統一感のある空間に仕上がります。


木目×ホワイトでナチュラルに、グレー×ブラックでモダンに、など同じ系統の色でまとめると、物が多くても不思議とすっきり見えます。


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5. まとめ:扉を外すだけで、暮らしは軽やかになる

オープン収納は、ただの「見せる収納」ではありません。

動線の短縮、家事効率の向上、空間デザインの洗練など、暮らしをまるごと整えるリフォームです。


毎日使う場所こそ、気持ちよく、ストレスのない空間に。

「扉を外す」という小さな変化から、暮らしの快適さがぐっと広がります。


オープン収納は、見せる楽しさと使いやすさを両立できる、今の暮らしにぴったりのリフォームです。


「もう少し使い勝手を良くしたい」「自分の家にも合うスタイルを知りたい」という方は、ISK工房までご相談ください。

お住まいに合わせた収納プランをご提案いたします。

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