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収納を増やしたのに片付かない理由|片付く家に変わる収納の考え方とは

「収納が足りない」と思って棚や収納家具を増やしたのに、なぜか部屋は片付かない。

むしろ前より物が増えて、余計に散らかって見える……そんな経験はありませんか?


実は、片付かない原因は「収納が少ない」ことではないのです。

本当の原因は、「モノの量」と「収納の使い方」にあります。


収納は増やせば片付くわけではなく、使い方を間違えると逆に散らかりやすくなります。

この記事では、「収納を増やしたのに片付かない理由」と、片付く家に変えるための考え方を解説します。


収納を増やしたのに片付かないのはなぜ?

収納を増やしたのに片付かない最大の理由は、「モノの量」が「収納の容量」を上回っていることです。

また、収納の場所が生活動線に合っていないと、しまうのが面倒になり、結局その辺に置いてしまいます。


つまり、片付かない家は

・モノが多い

・戻しにくい

・定位置がない

この3つが重なって、散らかる仕組みができてしまっているのです。


収納を増やす前にモノの整理をしたり、モノの定位置をイメージできないと、収納はただの物置になってしまいます。


収納を増やしても片付かない5つの理由

1. そもそも「モノの量」が多すぎる

一番多い原因です。

収納を増やしても、そもそも持っているモノが多すぎれば、その収納はすぐにいっぱいになります。

しかも収納が増えると、「まだ入る」という安心感から、さらに物を増やしてしまうのは、かなりのあるあるなのです。

これでは、片付けているようで、実際はモノを増やす理由を作っていることになってしまいます。


よくある例

・使っていない食器が大量にある

・何年も着ていない服が残っている

・ストック品を買いすぎている

・「いつか使うかも」で捨てられない

収納を増やす前に、まず必要なのはモノの整理です。


2. 収納の位置が生活動線に合っていない

収納は「ある」だけでは意味がありません。

使う場所の近くにあることが重要です。

例えば、リビングで毎日使う物を別室のクローゼットにしまっていると、使うたびに取りに行く・戻しに行く手間が発生します。

この「ちょっと面倒」が積み重なると、人は高確率で戻さなくなります。


結果として、

・書類はテーブルの上

・リモコンはソファの上

・子どもの物は床置き

という状態になり、部屋が散らかっていきます。


収納は、どの位置が戻しやすいかで決めることが大切です。


3. 「とりあえず置き」の場所がない

実は、片付かない家ほど、「一時置き」の場所がありません。

人は生活の中で、必ず一時的に物を置く瞬間があります。


例えば、

・帰宅してバッグを置く

・郵便物を置く

・脱いだ上着を置く

・買い物袋を置く

このとき、仮置き場がないと、物はそのままテーブルやソファに置かれます。

そして、その「とりあえず」が積み重なって散らかっていきます。


片付く家は、仮置きスペースがしっかり確保されており、モノはその後それぞれの定位置にしまわれていくのです。


4. モノの「定位置」が決まっていない

どこに何をしまうか決まっていないと、片付けるたびに収納場所を考える必要が出てきます。

この考える手間が、片付けを面倒にする大きな原因です。


結果的に、ひとまず棚の上・床、机になり、モノの位置が定着せず散らかります。

片付く家は、戻す場所が決まっているのです。


全てのモノに住所を


これが大切なテーマです。


5. 使いにくい収納になっている

収納スペースがあっても、使いにくければ逆効果です。


例えば、

・奥行きが深すぎて奥の物が見えない

・高すぎて出し入れしづらい

・積み重ねていて下のモノをとるのが面倒

・扉付きでワンアクション増える

こうした使いづらさは、モノを戻す面倒につながります。


収納は、ラクに出せて、ラクに戻せることが重要です。


片付く家に変えるための3つの解決策

1. 収納を増やす前に、まず減らす

最初にやるべきことは、本当に必要な物だけ残すことです。

使っていない物を減らせば、収納は増やさなくても十分足りることが多いです。

収納不足ではなく、「持ちすぎ」が原因になっていることがとても多いのです。


2. 「使う場所」の近くに収納する

収納はモノを使う場所に作るのが正解です。


・リビングで使う物はリビングに

・玄関で使う物は玄関に

・洗面所で使う物は洗面所に

この基本だけで、片付けやすさは大きく変わります。


理想は、片手で戻せる1アクション収納です。

扉を開ける、移動する、持ち替えるなど、その手間が増えるほど、モノは定位置に戻らなくなります。


3. 「収納に入る分だけ持つ」ルールを作る

片付く家は、実は、モノを持つ量が決まっています。


・タオルはこの引き出しに入る分だけ

・食器はこの棚に収まる分だけ

・子どものおもちゃはこの箱に入る分だけ

このルールがあるだけで、モノは自然と増えにくくなります。


収納を持ちすぎを防ぐ基準として考えてみてはいかがでしょうか。


まとめ

収納を増やしたのに片付かないのは、収納が足りないからではありません。


本当の原因は、

・モノが多すぎる

・戻しにくい場所にある

・仮置き場がない

・定位置がない

・使いにくい

という「散らかる仕組み」が家の中にあるからです。

片付く家に必要なのは、収納を増やすことではなく、「戻しやすい仕組み」を作ることです。


収納家具を増やす前に、まずは今あるモノを見直し、使う場所の近くに、使いやすく収める。

それだけでも、家の片付きやすさは大きく変わります。


収納は「増やす」より「使いやすく」が正解

「収納を増やしたのに片付かない」

そのお悩みは、間取りや動線の見直しで解決できることもあるのです。


ISK工房は、皆様のお住まいをより快適にするお手伝いをしています。

収納に関してのお悩みもぜひご相談ください。



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