
ウッドデッキ選びに迷ったらこれ!モジュールガーデンの魅力
- ISK 工房

- 9月19日
- 読了時間: 9分
庭やベランダを「ちょっといい場所」に変えることができるウッドデッキ。
でも、どうせなら「おしゃれで機能的で、しかも長く快適に使えるもの」を選びたいですよね。
どの素材を使うか、どうやって設置するか、将来形を変えられるかなど、不安や気になる点も多いものです。
LIXILのモジュールガーデンは、レイアウトの自由度、設置の簡単さ、環境にやさしい素材など、現代の暮らしにぴったりな特徴を備えた製品です。
この記事では、その魅力をたっぷりご紹介します。

Module Garden とは何か
モジュールガーデンのコンセプトは「もっと自由に、もっと自分らしく使える」ウッドデッキです。
家具のように足したり引いたりできるロースタイルデッキなので、暮らしの変化に合わせて形を変えられます。
例えば、子どもが小さいうちは広めにしてプールや遊び場に、大きくなったらベンチやボックスを足してBBQスペースに、といった柔軟な使い方が可能です。
デッキモジュール(幅約90cm)と、ベンチやボックス、レールなどの複数のモジュールを組み合わせることで、パズルのように自由に形や広さをカスタマイズできます。
モジュールガーデンの主な特徴
モジュールガーデンの大きな魅力は、まず、約90cmのモジュール設計にあります。
幅約90cmのデッキを基本に、必要な枚数を並べるだけで好みの形に仕上げられるため、庭と一体感を持たせたり、複数のゾーンに分けたりと、レイアウトの自由度が非常に高いのが特徴です。
さらに、レベルアジャスター(高さ調整機構)が付いているので、地面の傾斜があっても水平に設置可能。
約5%の勾配まで吸収でき、延長材を使えば3段階の高さ調整も可能です。
土・芝・コンクリートなど設置場所を選ばず、どんな敷地にも柔軟にフィットします。
扱いやすさもポイントです。
従来の人工木デッキと比べて約2/3の軽さで、1枚あたり約15kg。
プラスドライバー1本で組み立てられるため、DIY初心者でも挑戦しやすく、休日に家族や友人と一緒に作れば完成した瞬間の達成感もひとしおです。
素材は腐食やシロアリに強く、裂けや割れ、ささくれの心配が少ない人工木を採用。
さらにリサイクル素材率90%という環境配慮型で、見た目や手触りも天然木に近い質感です。
蓄熱しにくい素材なので、真夏でも足元が熱くなりにくく、裸足で駆け回る子どもたちも安心して使えます。
モジュールガーデンのメリット・魅力と注意点
自由なレイアウトが可能
モジュールガーデンの最大の魅力は、将来的なライフスタイルの変化に応じてデッキの形や枚数を自由に変えられることです。
家族が増えたり、屋外で過ごす時間が増えたりしても、デッキを追加して拡張したり、形を変えたりできるため、初めは最小構成からスタートし、あとから自分たちの暮らしに合わせて増やしていくことが可能です。
屋外空間の有効活用
土や芝、ベランダ、コンクリート上など場所を選ばず敷設できるのも特徴です。
庭を「飾るだけ」の場所から、BBQやコーヒータイムなどを楽しめる第2のリビングに変えることができます。
小さな空間でも、組み合わせ次第で多目的に活用できるのは大きな魅力です。
施工・メンテナンスの手軽さ
軽量設計で扱いやすく、DIY初心者でも比較的簡単に設置可能です。
さらに素材は腐食や虫害に強いため、天然木のように毎年塗装や防腐処理を行う必要がほとんどありません。
休日に家族や友人と一緒に作業することで、庭作りの楽しさも味わえます。
快適性・安全性への配慮
熱を伝えにくい素材を採用しており、真夏でも裸足で快適に歩けます。
水平調整機能により、地面の傾斜があっても安定して設置可能です。
特に小さな子どもや高齢者がいるご家庭でも安心して使える設計になっています。
環境への配慮
リサイクル素材利用率が高く、耐久性に優れ、お手入れも簡単です。
長く使うことを前提に設計されているため、未来を考えたお家づくりと相性が良いのも魅力です。
注意点・使う上で気をつけたいこと
コスト面
モジュールの枚数や種類によって初期費用が異なります。
あとから拡張する可能性がある場合は、事前にコストを見積もっておくと安心です。
荷重制限
デッキ材の鉛直荷重強度は約2,900 N/㎡(約296 kgf/㎡)までです。
重い家具を置く予定がある場合や水が溜まりやすい環境では、設置場所や使い方を工夫する必要があります。
日照・熱問題
公式では「熱さを感じにくい素材」として紹介されていますが、直射日光が当たる場所では足元が熱くなる可能性があります。
設置場所や日陰の作り方を工夫すると、より快適に過ごせます。
安全面
特に屋上やバルコニーで使うときは、手すりの高さや落下防止の工夫をしておくと安心です。
お子さんがいるご家庭では、足掛かりになりそうな物を置かないなど、ちょっとした気配りでより安全に楽しめます。
メンテナンス・保証
素材は丈夫でお手入れも簡単ですが、きれいな見た目を保ちたいときや補修が必要になったときにどう対応できるか、あらかじめ確認しておくと安心です。

モジュールガーデンの使いこなしアイデア
モジュールガーデンは、組み合わせ次第で庭やベランダの楽しみ方を無限に広げられます。
たとえば、家族のくつろぎスペースとして使うなら、ベンチモジュールとボックスモジュールを組み合わせてベンチ兼収納に。
クッションを置けば夕涼みを楽しめるリラックス空間になり、夜は照明を足してムードのある特別なひとときを演出できます。
BBQやガーデンパーティーが多いご家庭なら、デッキは少し広めに設計して、テーブルやチェアを置けるスペースを確保しておくと便利です。
さらに、フェンスがわりにレールモジュールを取り入れれば、子どもやペットも安心して過ごせるスペースを作れます。
小さなお子さんがいる場合は、プールや遊具を置いて遊び場として活用するのもおすすめです。
水平調整ができるモジュールなら安全性も確保でき、足元が熱くなりにくい素材なので夏場も快適に遊べます。
ガーデニング好きの方には、ボックスモジュールを鉢植え置き場として活用するのがおすすめです。
デッキを花壇の近くに設置すれば、土いじりや水やりの動線もスムーズになります。
最近注目されているのが、屋外ワークスペースとしての使い方です。
日差しがやさしい時間帯に屋根やパラソルを活用すれば、半屋外の心地よい空間でお仕事ができちゃいます。
Wi-Fiや電源の位置を考えてケーブルの配置を工夫すれば、ストレスなく快適に作業できます。
購入前チェックポイント&選び方ガイド
モジュールガーデンを購入する際は、以下を事前にチェックしておくことで「買って後悔しない」選び方ができます。
1. 使いたい用途・広さを具体的に決める
何人で使うか、どの時間帯に使うか、どんな家具を置くかを考えましょう。
将来的な用途、たとえば子どもの成長や来客時の利用も見越しておくと、デッキの広さやモジュール数を適切に選べます。
2. 敷地の状態を確認
地面の傾斜や素材(土・芝・コンクリート)、高さ関係、近隣との景観調和も重要です。
設置場所によって、追加の調整や部材が必要になる場合があります。
3. 耐荷重・安全性を確認
家具や水ものを置くか、屋根の有無、屋上やバルコニーでの使用など、荷重や安全規定を確認しましょう。
特に屋外高所設置時は、手すりの高さや落下防止策も重要です。
4. 素材の感触・色味・熱さ
実物を触って確かめることをおすすめします。
写真やカタログの色味と実物が異なることもあります。
夏場の足ざわりや日中の熱さも、快適に使えるかどうかに直結します。
5. 設置方法・費用
自分で設置するか、施工を依頼するかを決めましょう。
設置工事付きプランの有無や必要工具、追加部品のコストも確認しておくと安心です。
6. 将来性&メンテナンス
将来的にモジュールを追加する可能性や、部品交換ができるか、保証期間、掃除や汚れ落としのしやすさも事前にチェックしておくと、長く快適に使えます。
モジュールガーデンと他のデッキとの比較
自由度の高さ
モジュールガーデンの一番の魅力は、自由度の高さです。
モジュール単位で組み合わせられるため、庭の形やライフスタイルに合わせて自在にレイアウトできます。
一般的な人工木デッキもある程度形を選べますが、仕様上どうしても制限が出ることがあります。
天然木のウッドデッキは形の自由度は高いものの、日々のメンテナンスが必須で、手間がかかる点がネックです。
設置のしやすさ
設置のしやすさも大きな違いです。
モジュールガーデンは軽量設計でDIYにぴったり。
休日に家族と一緒に組み立てれば、完成した瞬間の達成感も味わえます。
一方、人工木デッキは重い製品も多く、組み立てには体力や時間が必要です。
天然木デッキは重量があるため、基本的にはプロに施工してもらうのが安心です。
快適さ
暑い季節の快適さもポイントです。
モジュールガーデンは熱伝導を抑えた素材を使用しており、真夏でも比較的触りやすい温度を保てます。
人工木デッキは製品によっては熱を持ちやすく、天然木は経年劣化で割れやささくれが出る可能性があります。
コスト面
コスト面では、モジュールガーデンは枚数を選べるため、必要に応じて予算を調整しやすいのが魅力です。
耐久性も高いため、長期的に見ればコストパフォーマンスは良いと言えるでしょう。
人工木デッキは中程度の価格帯が多く、品質によって差があります。
天然木は初期費用が高く、さらにメンテナンスコストもかかるため、総合的には最もコストがかかりやすい選択肢となります。
メンテナンス性
メンテナンス性も大きな違いです。
モジュールガーデンは掃除や防腐、虫害へのケアがほとんど不要です。
人工木デッキも比較的ラクですが、天然木は定期的な塗装や防腐処理が欠かせません。

モジュールガーデンがおすすめな人・そうでない人
おすすめな方
将来の使い方を見越して、段階的に拡張したい人
DIYが好きで、手軽に設置したい人
メンテナンスに手間をかけたくない人
安全性を重視する家庭(子ども・高齢者含む)
庭やベランダを、「使えるアウトドアリビング」に変えたい人
向きにくい可能性がある方
屋根や格子など大きな構造物を求める方(モジュールガーデンはロースタイルで、重厚感はない)
重量物や非常に大きな家具を置きたい方(荷重制限を要確認)
価格を最小限に抑えたい方(モジュール追加や特殊部材でコストが上がる場合あり)
まとめ
庭やベランダにウッドデッキを取り入れるなら、「見た目+機能+将来の自由度」が揃ったモジュールガーデンは魅力的な選択肢です。
まずはシュミレーターでレイアウトを試したり、展示場で実物に触れたりして、自分の暮らしに合うスタイルを確認するのがおすすめです。
モジュールガーデンを活用すれば、外空間もあなたらしい快適な空間に変わります。
家族や友人との時間をより豊かにする、庭づくりの楽しさをぜひ体感してください!
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