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高さ2mのウッドフェンスは危険?失敗しない安全基準と対策

デザインも良く、目隠しやプライバシー確保のために実際によく依頼されるのが「高さ2mのウッドフェンス」です。


しかし結論から言うと、「正しい設計・施工をしなければ、倒壊リスクのある危険な高さ」です。

今回は、プロの視点から「なぜ危険なのか」と「安全に設置するための基準」をわかりやすく解説します。


「高さ2m」が危険と言われる理由

ウッドフェンスは高さが増すほど、風の影響を大きく受けます。

特に2mのフェンスは、いわば「大きな帆(ほ)」のような状態になります。

風速20m/sを超える強風や台風時には、想像以上の負荷がかかります。

その結果、最も怖いのが「倒壊」です。


例えば以下のようなケースは要注意です。

・基礎が浅い

・柱の間隔が広すぎる

・支柱の強度不足


これらが重なると、フェンスが倒れ、隣家や通行人に被害が及ぶリスクがあります。


建築基準法の注意点

見落とされがちですが、法規面も重要です。

・ブロック塀+フェンスの総高さは「2.2m以下」

・2mを超える木塀は「構造的配慮が必須」


特に注意したいのが、「ブロック塀の上にそのまま高いフェンスを載せる施工」です。

これは非常に危険で、倒壊リスクを一気に高めます。


プロが行う安全な施工基準

では、プロはどのように安全性を確保しているのか。

ポイントは大きく4つです。


① 柱の埋め込み深さ

地面下は最低でも30〜50cm以上。

さらにコンクリートでしっかり固定します。

※地盤が弱い場合はさらに深くすることもあります。


② 柱の間隔

一般的な間隔(1.8〜2m)ではなく、

1〜1.5mに狭めることで強度を確保します。


③ 風を逃がす設計

完全な目隠しは、実は危険です。

板と板の間に隙間を設けたり、ルーバーデザインにすることで「風の逃げ道」を作ります。


④ 材料選び

耐久性の高いハードウッドを使用します。


・イタウバ

・アマゾンジャラ など

また、柱も同等レベルの強度が必要です。


DIYでよくある失敗

最近はDIYでフェンスを作る方も増えていますが、高さ2mクラスは特に注意が必要です。


よくある失敗例はこちらです。

・ブロック塀に直接設置

・基礎を簡易的に済ませる

・防腐処理をしない


特に多いのが、「数年で柱の根元が腐ってグラつく」ケースです。

見た目は問題なくても、内部から強度が落ちていることがあります。


安全に設置するための3つのポイント

高さ2mのウッドフェンスを安全に設置するには、以下を必ず意識してください。


・プロに施工を依頼する

・スリット(隙間)を設ける

・定期的に点検・メンテナンスを行う


また、風が強い地域では、アルミ製の木調フェンスを検討するのも有効な選択です。


まとめ

高さ2mのウッドフェンスは、プライバシーを守ってくれる一方で、一歩間違えると危険な存在です。

見た目や目隠し性能だけで判断せず、構造・安全性まで考えることがとても重要です。



ISK工房では、見た目の美しさだけでなく「安全性」を考えたフェンス施工を行っています。


・現地の風環境や地盤を考慮した設計

・長く安心して使える素材選び

・倒壊リスクを抑えた確実な基礎工事


おしゃれで安全なフェンスをご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。

ご要望に合わせたプランをご提案いたします。


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