窓まわりリフォーム特集
- ISK 工房
- 9月2日
- 読了時間: 4分
快適な冬、そしてお財布に優しい光熱費を目指すためにも、窓まわりのリフォームはとても効果的です。
実は、家の中から逃げる熱の多くは「窓」が原因だとご存じでしょうか?
壁や床よりも影響が大きい窓を改善すれば、体感温度も光熱費も大きく変わります。
そこで今回は、そんな窓まわりのリフォームについて詳しく解説していきます。
ぜひ参考にしてみてください!

(画像:三協アルミ)
1. なぜ窓まわりが大事なのか
実は、室内の熱の約50%は「窓」から逃げていると言われています。
「床を断熱すれば暖かいのでは?」と思われがちですが、床から逃げる熱はわずか約3〜10%程度。
壁でも13〜20%ほどで、窓に比べると影響は小さいのです。
この数値からも、窓まわりのリフォームがいかに効率的で効果的かがわかると思います。
窓を改善するだけで、室内の暖かさをぐっと保ちやすくなり、光熱費の削減にも直結します。
では具体的に、どんなリフォーム方法があるのでしょうか。

(画像:ウッドワン)
2. 内窓(二重窓)の効果
内窓とは、既存の窓の内側にもう一枚取り付ける窓のことです。
二重になった窓の間に空気の層が生まれ、その層が断熱材のような働きをしてくれるため、冷気の侵入や暖房の熱の逃げを大幅に防ぎます。
光熱費削減の効果も大きく、1ヶ月あたり1500〜2000円ほど節約できると言われています。
年間にすると約1万8000〜2万4000円の削減。
なかなか侮れない金額ですよね。
さらに冬場に悩まされる「結露」にも効果を発揮します。
結露が減ればカビの発生を抑えられ、ダニの繁殖防止にもつながります。
健康面や掃除の負担軽減にも嬉しいリフォームです。
しかも施工は1日で完了することが多く、気軽に取り入れやすいのも人気の理由です。

3. Low-E(ローイー)ガラスなど断熱ガラスへの交換
Low-Eガラスは、表面に特殊な金属膜をコーティングした高性能なガラスです。
この金属膜がフィルターのような役割を果たし、冬は室内の熱を逃がさず、夏は外からの熱を遮断してくれます。
断熱性や遮熱性が大幅に向上するため、冷暖房費の削減効果が期待できるのはもちろん、夏冬を通して快適な室内環境を保てます。
また、内窓と違って見た目や開閉感が変わらないので、今のデザインを損なわずにリフォームできるのも大きなメリットです。
特に「窓の結露は少ないけど、冷暖房効率をもっと上げたい」という方にはピッタリの方法です。

(画像:LIXIL)
4. サッシの隙間風対策
「なんだか窓辺がひんやりする……」その原因、サッシにあるかもしれません。
特に古いアルミサッシは要注意。
アルミは熱伝導率が非常に高いため、冬は暖房の熱を外に逃し、外の冷気を家の中へと伝えてしまいます。
さらに、経年劣化でパッキンが硬化・縮んでしまうと隙間風の侵入も増え、ますます室温が下がりやすくなります。
対策としては、
⚫︎ゴムパッキンの交換
⚫︎隙間テープでの簡易補修
⚫︎サッシを樹脂製に交換(樹脂の熱伝導率はアルミの1000分の1とも言われている)
といった方法があります。
ちょっとした補修でも体感温度が1〜2℃、樹脂製のサッシに交換すると約4℃ほど変わると言われており、光熱費の削減にも直結します。
「大掛かりなガラス交換までは考えていないけれど寒さを防ぎたい」という方におすすめです。
いかがでしょうか?
窓まわりのリフォームは、光熱費の削減や結露防止といった効果だけでなく、室内の快適さがすぐに実感できるのが魅力です。
実際に「内窓をつけたら外からの音が気にならなくなり、家の中ではしゃぐ子どもの声の外漏れの心配もなくなりました!」といったお声もいただいています。
防音性が高まるのも嬉しい副産物ですね。
ISK工房では、お住まいに合わせた最適なリフォームプランをご提案しています。
ご相談・お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にお問い合わせください。
快適であたたかな冬を迎えるためのお手伝いをさせていただきます⭐︎

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