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吹き抜けは本当に寒い?寒くなる理由と快適にするための対策

6 日前
読了時間: 5分

開放感があり、明るく広々とした空間をつくれる吹き抜け。

一方で、吹き抜けのある家は冬に寒くなりやすいという話を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

実際に、住宅の断熱性能や気密性能が不足している場合、吹き抜けは寒さを感じやすくなることがあります。

吹き抜けそのものが寒さの原因になるわけではなく、暖房した空気の動きや窓からの冷気、住宅の断熱性能などが大きく関係しています。

今回は、吹き抜けが寒くなりやすい理由と、冬でも快適に過ごすための対策についてご紹介します。



吹き抜けが寒くなりやすい3つの理由

吹き抜けのある空間で寒さを感じる主な理由は、暖かい空気の動き、窓からの冷気、そして住宅全体の断熱・気密性能です。


1. 暖かい空気が上に溜まる

暖かい空気は上昇する性質があります。

吹き抜けのある住宅では、暖房をつけると暖かい空気が1階から2階へ上がりやすくなります。

そのため、天井付近は暖かくなっているのに、1階の床付近はなかなか暖まらないという温度差が発生することがあります。

特に足元の冷えを感じやすい場合は、室内の空気がうまく循環していない可能性があります。

吹き抜けでは、上下の温度差を小さくする工夫が重要です。


2. コールドドラフトが起こる

吹き抜けの高い位置には、大きな窓を設ける間取りもあります。

窓ガラスの性能が低い場合、室内の暖かい空気が窓に触れて冷やされます。

冷やされた空気は重くなって下へ流れてくるため、窓の近くや1階で冷たい空気が降りてくるように感じることがあります。

この現象をコールドドラフトと呼びます。

特に大きな窓や高い位置にある窓では、窓の断熱性能が室内の快適性に大きく影響します。


3. 空間が広くなり暖房効率が下がる

吹き抜けをつくると、通常の天井がある部屋と比べて暖房する空間の容積が大きくなります。

住宅の断熱性能や気密性能が低い場合、せっかく暖房しても熱が外へ逃げやすくなります。

暖房をつけてもなかなか室温が上がらない、暖房を止めるとすぐに寒くなるといった場合は、住宅全体の断熱性能を確認することも大切です。



吹き抜けの寒さを防ぐ3つの対策

吹き抜けのある家を快適にするには、住宅の断熱性能を高めることに加えて、窓や空気の循環にも目を向けましょう。


1. 高断熱・高気密の住宅にする

吹き抜けの寒さ対策では、住宅そのものの断熱性能と気密性能が重要です。

壁や天井、床などの断熱性能を高めることで、室内の熱が外へ逃げにくくなります。

新築の場合は、断熱等性能等級やUA値などを確認しながら住宅性能を検討することが大切です。

既存住宅の場合も、天井や壁、床などの断熱改修によって寒さを改善できる可能性があります。

必要な断熱工事は住宅の構造や現在の断熱状態によって異なるので注意が必要です。


2. 窓の断熱性能を高める

吹き抜けに大きな窓がある場合は、窓の断熱性能にも注目しましょう。

窓は壁などと比べて熱の出入りが大きくなりやすいため、断熱性能を高めることで室内の冷えを抑えやすくなります。


例えば、次のような方法があります。

・樹脂サッシに交換する

・複層ガラスを採用する

・トリプルガラスを採用する

・既存窓に内窓を設置する

既存住宅の場合、窓全体を交換するだけでなく、内窓を設置する方法もあります。

吹き抜けの高い位置にある窓は、工事方法や足場の必要性なども関係するため、現地の状況を確認して施工方法を検討しましょう。


3. シーリングファンなどで空気を循環させる

吹き抜けでは、暖かい空気が上に溜まりやすいため、室内の空気を循環させることも効果的です。

代表的なのがシーリングファンです。

天井付近に溜まった暖かい空気を循環させることで、1階と2階の温度差を小さくしやすくなります。

エアコンの位置や風向きも重要です。

暖房した空気を効率よく室内に行き渡らせるため、住宅の間取りや吹き抜けの大きさに合わせて空調計画を考えましょう。



吹き抜けがある家は床の寒さにも注目

吹き抜けの寒さを考えるときは、室温だけでなく床付近の温度にも注目しましょう。

暖かい空気が上に移動すると、1階の床付近が冷えやすくなることがあります。

特に、床からの冷気を強く感じる場合は、床下の断熱性能を確認することも大切です。

床下からの冷気が気になる住宅では、床下断熱などの改修によって改善できる場合があります。



吹き抜けの寒さは住宅全体で考える

吹き抜けの寒さを改善する場合、シーリングファンを設置するだけで解決できるとは限りません。

窓、壁、天井、床、換気、気密性、暖房設備など、住宅全体の状態を確認することが大切です。

例えば、窓から冷気が入っている住宅であれば窓の断熱改修が効果的な場合があります。

床からの冷えが強い場合は床下断熱、天井付近から熱が逃げている場合は天井断熱など、原因に合わせて対策を検討します。

まず現在の住宅がどこから熱を逃がしているのかを確認することが、効率的な寒さ対策につながります。



まとめ

吹き抜けは、住宅の断熱性能や気密性能が不足していると寒さを感じやすくなることがあります。

主な原因は、

・暖かい空気が上に溜まる

・窓から冷気が降りてくるコールドドラフト

・空間が広くなり暖房効率が下がる

といったものです。


寒さ対策としては、

・住宅の断熱・気密性能を高める

・窓の断熱性能を高める

・シーリングファンなどで空気を循環させる

・床や天井などの断熱状態を確認する

といった方法があります。

吹き抜けの寒さは、住宅の状態によって適した対策が変わります。現在の断熱性能や窓、床、天井などを確認したうえで、必要な工事を検討しましょう。


吹き抜けの寒さ対策や断熱リフォーム、内窓リフォームをご希望の際は、ISK工房にご相談ください。

お見積り・ご相談は無料です。栃木県全域で対応しております。


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