リフォームの諸経費は何に使われている?内訳や相場を解説

リフォームの見積書を見ると、工事費や材料費とは別に諸経費という項目が記載されていることがあります。
諸経費は、工事そのものに使う材料費とは異なり、現場を安全かつスムーズに進めたり、リフォーム会社を運営したりするために必要な費用です。
見積書に諸経費が含まれていると、何に使われているのか分かりにくく感じることもあります。
そこで今回は、リフォームの諸経費に含まれる主な費用や相場、見積書を見るときのポイントについて紹介します。
リフォームの諸経費とは?
リフォームの諸経費とは、工事を進めるために必要となる現場管理や会社運営などの費用をまとめたものです。
リフォームでは、大工や設備業者、電気業者など複数の職種が関わることがあります。
工事を予定通り進めるためには、職人の手配やスケジュール調整、現場の確認、安全管理などが必要です。
また、現場への移動や保険、事務所の維持、電話やインターネットなど、工事以外にもさまざまな費用が発生します。
これらをまとめて諸経費として計上することがあります。
リフォームの諸経費に含まれるもの
リフォーム工事の諸経費は、主に現場管理費と一般管理費に分けて考えられます。
⚫︎ 現場管理費
現場管理費は、実際のリフォーム現場を運営するために必要な費用です。
主なものには、以下があります。
・現場監督の人件費
職人の手配や作業スケジュールの調整、工事内容の確認、現場の進捗管理などを行うスタッフの人件費です。
・車両・移動費
現場へ向かうための車両費やガソリン代、現場周辺の駐車場代などが含まれます。
・保険料
工事中に発生する事故や損害などに備えるための工事保険や、スタッフに関係する労災保険などの費用です。
・安全・近隣対策費
工事用の看板や安全コーンなど、安全に作業するための設備にかかる費用です。工事内容によっては、近隣への挨拶などにかかる費用も含まれます。
・運搬費
建築資材や住宅設備などを現場へ運ぶための費用です。工事内容によっては、複数回の搬入が必要になることもあります。
・廃材処分に関する費用
リフォームでは、既存の床材や壁紙、住宅設備などを撤去することがあります。撤去した廃材を適切に処分するための費用も工事に伴って発生します。
⚫︎ 一般管理費
一般管理費は、リフォーム会社を運営するために必要な費用です。
主なものには、以下があります。
・事務所の維持費
事務所の家賃や水道光熱費、設備の維持などにかかる費用です。
・事務スタッフの人件費
見積書や請求書の作成、電話対応、経理など、現場以外の業務を担当するスタッフの人件費です。
・通信費
電話やインターネット、郵送など、会社とお客様、取引先などとの連絡に必要な費用です。
・広告宣伝費
ホームページやチラシ、広告など、会社やサービスを知ってもらうための費用です。
・その他の会社運営費
事務用品や業務に必要なシステムなど、会社を運営するためのさまざまな費用が含まれます。
リフォームの諸経費は何%くらい?
リフォームの諸経費は、工事金額全体の10〜15%程度が一つの目安になります。
例えば、工事費が100万円の場合、諸経費が10〜15万円程度となる計算です。
とはいえ、諸経費の設定方法や含まれる内容はリフォーム会社によって異なります。
工事金額が大きくなるほど諸経費の金額も大きくなる場合がある一方、小規模工事では一定額の管理費などが設定されることもあります。
そのため、10〜15%という数字だけで判断せず、見積書の内容を確認することが大切です。
諸経費が高いときは何を確認すればいい?
見積書の諸経費が想定より高いと感じた場合は、まず何が含まれているのか確認しましょう。
リフォーム会社によって、現場管理費や一般管理費をまとめて諸経費として記載している場合があります。
一方で、運搬費や廃材処分費などを別項目として計上している会社もあります。
同じ諸経費という名前でも、含まれている内容が違えば金額も変わります。
確認したいポイントは以下の通りです。
・諸経費に含まれている項目
・現場管理費と一般管理費の内訳
・運搬費や廃材処分費などが別途計上されているか
・工事後に追加費用が発生する可能性がある項目
・見積書に記載されている工事内容と実際の施工内容に違いがないか
複数のリフォーム会社から見積もりを取る場合も、総額だけではなく、それぞれの項目を確認すると比較しやすくなります。
諸経費を削るとリフォーム費用は安くなる?
諸経費を単純に削ると、その分だけ工事費が安くなるとは限りません。
現場管理やスケジュール調整、安全管理などには人や時間が必要です。
こうした管理業務を適切に行うことで、工事を予定通り進めたり、職人同士の連携を取ったりできます。
また、会社側でも見積もり作成や問い合わせ対応、工事後のアフターフォローなど、現場作業以外の業務が発生します。
そのため、リフォームの費用を確認するときは、諸経費の金額だけを見るのではなく、工事全体の内容と総額を確認することが重要です。
リフォームの見積書は総額と内訳を確認する
リフォームの見積書では、工事費だけでなく諸経費も含めた総額を確認しましょう。
特に注意したいのが、会社によって費用の分類方法が異なる点です。
ある会社では諸経費に含まれている費用が、別の会社では現場管理費や運搬費などとして個別に記載されていることがあります。
そのため、諸経費が何%だから高い、安いと判断するだけでは、正確な比較ができません。
見積書を比較するときは、工事内容、材料、施工範囲、諸経費、追加費用の条件まで確認することが大切です。
まとめ
リフォームの諸経費は、現場を安全かつスムーズに進めるための現場管理費や、会社を運営するための一般管理費などに使われています。
主な費用には、現場監督の人件費、車両・移動費、保険料、安全対策費、運搬費、事務所の維持費、通信費、事務スタッフの人件費などがあります。
一般的には工事金額の10〜15%程度が一つの目安ですが、諸経費に含まれる内容や計算方法はリフォーム会社によって異なります。
リフォームを検討する際は、諸経費の金額だけで判断せず、見積書全体の内容を確認することが大切です。
ISK工房では、リフォームのご相談から現地調査、お見積もりまで対応しています。
工事内容や費用について確認したいことがありましたら、お気軽にISK工房へご相談ください。
お見積もり・ご相談は無料です。栃木県全域で対応しています。





