キッチンがすっきり片付く!パントリー収納のメリットと種類
- ISK 工房

- 9月4日
- 読了時間: 7分
「気づけばキッチンが物であふれている……」
そんなお悩み、ありませんか?
調味料や乾物、飲み物のストックに加えて、最近ではまとめ買いやネット通販で届く食品・日用品を収納するご家庭が増えています。
さらにホットプレートやミキサーなど、年に数回しか使わない調理家電の収納の必要もあり、キッチンの作業スペースがどんどん狭くなってしまう……。
片付けても片付けても散らかってしまうのは、収納スペースそのものが足りていないのが原因かもしれません。
そこで注目されているのがパントリーです。
キッチン横に専用の収納空間を設けることで、生活動線をスムーズにし、キッチンをすっきり快適に保つことができます。
今回は、実際の暮らしの中でどんなメリットがあるのか、具体的にご紹介していきます。

(画像:ウッドワン)
1. ストックが一目でわかるから無駄が減る
スーパーの特売日に買った食材や、まとめ買いした飲み物。
気づけば「どこにしまったか分からない」「賞味期限が切れていた」なんてことはありませんか?
パントリーがあれば、棚ごとにカテゴリーを決めて収納できるため、食品や日用品の在庫が一目でわかります。
例えば、
上段:お菓子や乾物
中段:缶詰やレトルト食品
下段:ペットボトルや米袋
と決めるだけで、探す手間も無駄買いもぐっと減ります。
さらに、在庫がひと目で確認できるので「足りないものだけを効率よく買い足す」ことができ、家計の節約にもつながります。
まとめ買いや防災用の備蓄もきちんと管理できるので、安心感がある暮らしが実現するのも大きなメリットです。
2. キッチンがすっきり片付く
毎日使うキッチン。
調理台やコンロ周りが物であふれていると、料理のやる気も削がれてしまいますよね。
パントリーがあれば「使わないときはしまう」という習慣が自然と身につき、作業スペースがすっきり!
さらに、掃除がしやすくなり、衛生面もアップします。
清潔なキッチンは家事効率も良くなり、料理の時間が快適になります。
また、いつも片付いたキッチンは見た目にも美しく、家族や来客からの印象もとっても良くなります。
「散らかっている隠したい場所」から「見せたくなるキッチン」へと変わることで、気持ちにゆとりが生まれるのも大きなメリットです。
小さなお子さんがいるご家庭では「危ない調理器具や調味料をすぐ手の届かない場所にしまえる」という安心感もありますね。
料理中に子どもが寄ってきても、物が片付いていることで落ち着いて作業ができますし、子育て中の家事ストレスも軽減されます。

(画像:ウッドワン)
3. 大きな家電や日用品の置き場に困らない
「ホームベーカリーを買ったけど、結局置き場所がなくてしまいっぱなし……」
「ホットプレートやたこ焼き器を使いたいとき、押入れから引っ張り出すのが大変……」
こんな経験、ありませんか?
パントリーがあれば、使用頻度の低い調理家電や、大容量の洗剤、ティッシュ、トイレットペーパーなどのかさばる日用品もまとめて収納できます。
最近では、季節家電(扇風機・加湿器など)やアウトドア用品(折りたたみチェア・キャンプ道具)をパントリーに収納するご家庭も増えています。
必要なときだけ出して、普段は見えない場所にしまえる隠す収納としての役割が大きいのです。
特にファミリー世帯では「買い置きしたいけど置き場がない」という悩みが多く聞かれます。
パントリーがあれば、まとめ買いをしてもすっきり収納できる安心感があり、買い物の回数を減らせるのも嬉しいポイント。
見た目がすっきりするだけでなく、日々の家事や買い物の負担を減らしてくれるのも、パントリーの大きな魅力です。
4. 家事動線がスムーズになる
パントリーの魅力は「収納力」だけではありません。
家事動線を短縮できるのも大きなメリットです。
例えば、キッチン横にパントリーをつくれば、買い物から帰ってきた際、食材や日用品をそのまま運び込み、スムーズに収納できます。
料理中に「しょうゆが足りない!」「ストックのパスタを取り出したい!」というときも、すぐ手の届く場所にあるので動線が効率的です。
さらに最近注目されているのが「ウォークスルー型パントリー」です。
玄関からキッチンへ直通の動線にすれば、買い物帰りに重たい荷物を最短ルートで収納でき、動線の無駄がありません。
特に小さなお子さんを連れていたり、雨の日に大量の荷物を持ち帰るときなど、その便利さを実感できます。
また、ゴミ出しや洗濯動線とつなげる間取りも人気です。
キッチン → パントリー → 勝手口という流れを作れば、調理中に出るゴミをサッと外に出せて、室内も清潔に保てます。
パントリーは単なる収納ではなく、「家事をラクにする仕組み」としても大活躍してくれるのです。
5. 災害時の備蓄にも役立つ
日本は地震・台風・豪雨などの自然災害が多く、「いざという時の備え」が欠かせません。
国や自治体も、水・保存食・生活必需品を最低3日分、できれば1週間分は備蓄することを推奨しています。
とはいえ、備蓄品を押し入れや床下収納にしまい込んでしまうと、いざという時に「どこに置いたっけ?」となりがちです。
その点、パントリーがあれば、非常食・飲料水・トイレットペーパー・懐中電灯などを一箇所にまとめて保管できます。
また、普段の食品と並べて管理できるため、ローリングストック(使いながら備蓄する方法)にも最適です。
賞味期限が近づいたものを日常で消費し、買い足していけば、常に新しいストックを維持できます。
さらにパントリーは家族の人数やライフスタイルに合わせてカスタマイズできるので、子ども用の非常食やペット用品、防災リュックなども一緒に収納可能です。
「災害への備えができている」という安心感が、毎日の暮らしにもゆとりを与えてくれます。

(画像:ウッドワン)
6. パントリーの種類と特徴
パントリーと一口に言っても、実はいくつかタイプがあります。
ライフスタイルや家の広さに合わせて選ぶことで、より快適な空間づくりができます。
ウォークイン型パントリー
人が中に入れるくらいの広さを確保したタイプ。
大容量の収納が可能で、食品だけでなく調理家電やアウトドア用品まで収納できます。
家族が多いご家庭や、まとめ買いが多い方におすすめです。
玄関や勝手口から直通できる間取り(ウォークスルー型として下記に詳細)にすれば、買い物帰りの動線が非常に便利になります。
ウォークスルー型パントリー
ウォークイン型をさらに進化させたスタイルで、2方向から出入りできる通路型のパントリーです。
玄関からキッチンに直結させれば、買い物帰りに荷物を最短ルートで収納可能!
「回遊動線」ができることで家事効率が大きく向上し、家族それぞれが使いやすいのも特徴です。
最近の新築やリフォームで特に人気が高まっているタイプです。
壁面収納型パントリー
キッチンの一部の壁に棚を設置するタイプ。
比較的コンパクトで、限られたスペースでも導入しやすいのが魅力です。
オープン棚にして見せる収納にするか、扉付きにして隠す収納にするかで印象が変わります。
小さなキッチンでも取り入れやすく、手軽に始められるのがメリットです。
可動棚型パントリー
棚の高さを自由に調整できるタイプ。
ペットボトルや米袋のような大きな物から、小瓶や調味料まで効率よく収納可能です。
家族の生活スタイルが変わっても対応しやすいので、長く使えるのが特徴です。
DIYリフォームで取り入れる人も多く、コストを抑えやすいのも嬉しいポイント!
まとめ〜パントリーで暮らしと心にゆとりを〜
パントリーには ウォークイン型・ウォークスルー型・壁面収納型・可動棚型 など、さまざまな種類があります。
どれも魅力的ですが、ポイントは「自分や家族のライフスタイルに合っているかどうか」です。
まとめ買いが多いなら大容量のウォークイン型
家事効率を重視するなら回遊動線が便利なウォークスルー型
コンパクトなキッチンには壁面収納型
柔軟に使いたいなら可動棚型
といったように、暮らし方に合わせて選ぶことで、その良さを最大限に発揮できます。
パントリーリフォームは単なる収納スペース確保ではなく、「暮らしの質を上げるためのリフォーム」です。
食材や日用品の管理が楽になり、家事効率が上がり、災害時の安心にもつながりますよ!
ISK工房では、家族構成やライフスタイルに合わせたパントリーリフォームのご提案をしています。
ご相談・お見積りは無料ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください!





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