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築15年の家でチェックしたい劣化ポイントとは?修繕が必要な場所と点検の目安

3 時間前
読了時間: 9分

築15年の住宅では、屋根や外壁、水回り設備、給湯器、バルコニーの防水などに劣化が見られることがあります。

新築時の10年保証が終了した後は、住宅の状態を確認し、必要に応じて修繕を検討することが大切です。

外壁のひび割れや給湯器の不調など、目に見える変化が現れている場合は、早めに状態を確認しましょう。

この記事では、築15年の住宅でチェックしておきたい劣化ポイントや、修繕を検討するタイミングについて紹介します。



1. 屋根・外壁の劣化

築15年の住宅で、まず確認したいのが屋根や外壁の状態です。

屋根や外壁は雨風や紫外線の影響を受け続けるため、年月の経過とともに塗装や防水性能が低下していきます。

劣化を放置すると、雨水が建物内部に浸入し、雨漏りや下地の腐食につながるおそれがあります。


⚫︎ 外壁のひび割れ

外壁に細かなひび割れや大きな亀裂がないか確認しましょう。

髪の毛ほどの細いひび割れはヘアクラックと呼ばれ、塗膜の劣化などによって発生します。

ひび割れの幅や深さ、発生している場所によっては、外壁材や下地まで傷んでいる可能性があります。

特に、幅の広いひび割れや、窓の周囲から斜めに伸びるひび割れには注意が必要です。

雨水が浸入する原因になるため、状態に応じて補修を検討しましょう。


⚫︎ コーキングのひび割れ・剥がれ

サイディング外壁の継ぎ目や窓の周囲には、コーキングと呼ばれる防水材が使われています。

コーキングは紫外線や気温の変化によって徐々に劣化し、弾力性が失われたり、ひび割れや剥がれが生じたりします。

次のような症状がないか確認してください。

・コーキングの表面に細かなひび割れがある

・継ぎ目に隙間ができている

・外壁材との間に剥がれがある

・コーキングが硬くなり、弾力性が失われている

劣化が進むと防水性能が低下するため、打ち替えや増し打ちなど、状態に合った補修が必要です。


⚫︎ 外壁塗装の色あせ・チョーキング

外壁を手で触ったときに白い粉が付着する現象を、チョーキングといいます。塗膜が紫外線などの影響で劣化しているサインの一つです。

そのほか、色あせや塗装の剥がれ、コケや藻の発生も確認しておきたいポイントです。

これらの症状が見られた場合は、外壁塗装を検討する目安になります。

ただし、チョーキングの有無だけで判断せず、ひび割れやコーキングの状態も含めて確認することが大切です。


⚫︎ 屋根材の割れ・ズレ

屋根は地上から見えにくいため、劣化に気付きにくい場所です。

スレート屋根では、ひび割れや欠け、塗膜の剥がれなどが発生することがあります。

瓦屋根では、瓦の割れやズレ、漆喰の劣化などが主なチェックポイントです。

屋根の劣化を放置すると、雨漏りにつながるおそれがあります。

無理に屋根へ上がると転落の危険があるため、点検は専門業者に依頼しましょう。



2. キッチン・浴室・トイレなど水回り設備の劣化

水回り設備は日常的に使用するため、築15年になると部品の摩耗や故障が発生しやすくなります。

設備本体だけでなく、給排水管の接続部分や収納内部など、普段は見えにくい場所も確認しておきましょう。


⚫︎ キッチン・洗面台

キッチンや洗面台では、水栓や排水部分、収納内部の状態を確認します。

・蛇口から水が漏れる、または水栓がぐらつく

・排水口の流れが悪い

・シンク下や洗面台下の収納に水漏れの跡がある

・収納内部にカビ臭さや湿気がある

・排水管の接続部分に水滴やサビが見られる

収納内部の水漏れは、気付かないうちに床やキャビネットの傷みを進行させることがあります。

異常が見つかった場合は、給排水設備の点検や部品交換を検討しましょう。


⚫︎ 浴室

浴室は湿気が多く、コーキングや換気設備などが劣化しやすい場所です。

・浴室のコーキングにひび割れや剥がれがある

・タイルにひび割れや浮きが見られる

・換気扇や浴室換気乾燥機の動作が悪い

・排水口の流れが悪い

・床や壁に水が染み込んでいるような跡がある

コーキングの隙間やタイルの破損を放置すると、内部に水が浸入する可能性があります。

換気設備の不調は湿気がこもる原因にもなるため、異常があれば早めに点検しましょう。


⚫︎ トイレ

トイレでは、便器やタンク、温水洗浄便座などの状態を確認します。

・水が流れにくい、流した後も水が止まらない

・タンク内部から水が漏れている

・便器の周囲や床に水漏れの跡がある

・温水洗浄便座の動作が不安定

・給水管や接続部分から水が漏れている

トイレは部品交換によって修理できる場合もあれば、設備本体の交換が必要になる場合もあります。

不具合の原因を確認し、修理と交換のどちらが適しているか判断しましょう。


3. 給湯器の劣化・故障

給湯器の設計上の標準使用期間は、一般的に10年程度とされています。

使用環境や機種によって差はありますが、築15年の住宅では交換を検討する時期に入っている可能性があります。

給湯器に次のような症状がないか確認しましょう。

・お湯の温度が安定しない

・お湯が出るまでに時間がかかる

・リモコンにエラーコードが頻繁に表示される

・給湯器から異音や異臭がする

・本体や配管の周囲に水漏れがある

不具合が発生していても、部品交換などの修理で対応できる場合があります。

ただし、使用年数が長く、故障を繰り返している場合は、本体交換も選択肢になります。

給湯器が突然故障すると、お湯が使えず生活に支障が出るため、不調が見られたら早めに点検を依頼しましょう。

なお、ガスの臭いや焦げたような異臭、異常な燃焼音などがある場合は、使用を中止し、メーカーやガス会社などに連絡してください。



4. バルコニー・ベランダの防水劣化

バルコニーやベランダは、雨水が直接当たるため、防水性能の維持が重要です。

防水層や表面を保護するトップコートが劣化すると、雨水が内部へ浸入し、雨漏りにつながるおそれがあります。

次のポイントを確認しましょう。

・床面のトップコートが剥がれている

・床面にひび割れや膨れがある

・雨が降った後に水たまりが長時間残る

・排水口に落ち葉やゴミが詰まっている

・手すりの根元や外壁との接合部に隙間がある

トップコートの劣化であれば、表面の保護塗装によって対応できる場合があります。

一方、防水層そのものが傷んでいる場合は、防水工事が必要になることもあります。

見た目だけでは劣化の程度を判断できないこともあるため、ひび割れや膨れが見られた場合は専門業者に相談しましょう。



5. シロアリ対策と床下の状態

築15年の住宅では、シロアリ対策についても確認しておきたいところです。

新築時の防蟻処理は、薬剤や工法によって効果の持続期間が異なります。

一般的な防蟻薬剤では5年程度を目安に再処理が検討されるため、新築時の施工記録や保証内容を確認しましょう。

次のような変化があれば注意が必要です。

・床がきしむ、歩くと沈む感じがする

・柱や木部に不自然な穴や傷みがある

・基礎や床下付近に蟻道と呼ばれる土の筋がある

・床下の湿気が多い

・羽アリが発生している

シロアリは、被害が表面化するまで気付きにくいことがあります。

床下の状態を確認し、必要に応じて専門業者による点検や防蟻処理を検討しましょう。



6. 窓・ドアなどの建具の不具合

窓やドアなどの建具も、長年の使用によって部品が摩耗したり、建付けが変化したりすることがあります。

次のような症状がないか確認してください。

・窓やドアの開閉が重い

・開閉時に異音がする

・鍵がかかりにくい

・窓枠やサッシ周辺のゴムパッキンが硬化している

・窓の周囲に結露や水漏れの跡がある

・ドアが床に擦れる、または閉まりにくい

開閉の不具合は、戸車や丁番などの部品調整・交換で改善する場合があります。

パッキンの劣化やサッシ周辺の隙間は、すきま風や雨水の浸入につながることもあるため、状態に応じた修繕が必要です。

不具合を放置すると使い勝手が悪くなるだけでなく、防犯性や断熱性にも影響する可能性があります。

気になる症状があれば、早めに確認しましょう。



7. 築15年で修繕を検討する際のポイント

築15年の住宅では、複数の場所で劣化が見つかることがあります。

すべてを一度に修繕すると費用が大きくなるため、状態や緊急性に応じて優先順位を決めることが大切です。


⚫︎ 優先して確認したい場所

・雨漏りや水漏れが発生している場所

・外壁の大きなひび割れやコーキングの剥がれ

・屋根やバルコニーの防水に関わる部分

・給湯器など、故障すると生活に影響する設備

・床下や木部など、構造部分への影響が心配な場所

雨漏りや水漏れは、放置するほど内部の傷みが進行する可能性があります。

症状が見つかった場合は、早めに原因を調べて対処しましょう。


⚫︎ 修理と交換のどちらがよい?

設備や建材の劣化状況によっては、部分的な修理で対応できる場合もあれば、全体の交換が適している場合もあります。

判断する際は、次の点を確認しましょう。

・現在の劣化状況と故障の原因

・修理した場合にどの程度使用を続けられるか

・交換にかかる費用と今後の維持費

・同じ場所で不具合が繰り返し発生していないか

例えば、給湯器の一部部品を交換して使用を続けられる場合もありますが、長年使用した機器では、今後の故障リスクも考慮して本体交換を検討する方法があります。

建物の状態を確認したうえで、必要な工事と費用を比較し、無理のない修繕計画を立てましょう。



まとめ

築15年の住宅では、屋根や外壁、水回り設備、給湯器、バルコニーの防水、床下など、さまざまな場所で劣化が進んでいる可能性があります。

特に確認しておきたいポイントは次のとおりです。

・屋根や外壁のひび割れ、塗装の劣化

・コーキングのひび割れや剥がれ

・キッチン、浴室、トイレなどの水漏れや設備の不調

・給湯器のエラー表示やお湯の温度変化

・バルコニーの防水層や排水口の状態

・床下の湿気やシロアリ被害の兆候

・窓やドアの開閉不良、パッキンの劣化

劣化の進行具合は、住宅の構造や使用環境、これまでのメンテナンス状況によって異なります。

築15年という年数だけで交換を決めず、現在の状態を確認して必要な修繕を検討することが大切です。


栃木県で住宅の点検や修繕、リフォームをご検討の際は、ISK工房へお気軽にご相談ください。

ISK工房では、屋根・外壁の修繕から水回り設備の交換、住宅のメンテナンスまで、住まいに関するご相談を承っております。

気になる劣化や不具合がありましたら、状態を確認し、必要な工事をご提案いたします。

お見積り・ご相談は無料です。栃木県全域で対応しておりますので、住まいの修繕やリフォームをご希望の際は、ぜひISK工房へお問い合わせください。


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