在宅ワークを快適にする照明リフォーム
- ISK 工房

- 9月5日
- 読了時間: 8分

(画像:ウッドワン)
こんにちは、ISK工房です(*^^*)
在宅ワークが当たり前になってきた現代、作業環境をどう整えるかは大きな課題といえます。
中でも「照明」は、快適さと生産性に直結する要素のひとつです。
「なんだか目が疲れる」
「夕方になると集中力が切れる」
そんなお悩みの原因は、照明環境にあるかもしれません。
照明はただ部屋を明るくするためのものではなく、作業効率や気分、さらには体の健康にまで影響を与える重要な存在です。
実際に、明るさや光の色を工夫するだけで仕事の集中力が高まったり、長時間のデスクワークでも疲れにくくなったりすることが研究でもわかっています。
この記事では、在宅ワークを快適にするための照明リフォームのポイントをわかりやすく解説します。
1. 照明が在宅ワークの質を左右する理由
人は視覚から得る情報が 全体の8割以上 と言われています。
そのため、照明の質が作業効率や集中力、さらには体の不調にまで大きな影響を与えるのです。
暗すぎる照明 → 目の疲れ、肩こり、眠気の原因に。特に夕方以降は自然光が減るため、集中力が一気に落ちやすくなります。
明るすぎる照明 → パソコン画面や書類への反射、眩しさがストレスとなり、かえって効率ダウンにつながります。
色味が合わない照明 → 白すぎる光は気分を落ち着かせにくく、逆にオレンジ系の光はリラックスしすぎて眠気を誘うことも。
オフィスでは照明設計がしっかりされているため、大きな問題が起こりにくいですが、家庭の照明はリビングや寝室向けに設計されていることが多く、どうしても「仕事向き」ではない場合がほとんどです。
そのため、長時間のデスクワークをしていると「なんとなく疲れる」「集中が続かない」といった不調につながりやすくなります。
だからこそ、在宅ワークの質を上げるためには、適切な照明環境が欠かせないのです。

(画像:永大産業)
2. 作業におすすめの照明色と明るさ
では、適切な照明環境を整えるためには、どうしたら良いのでしょうか?
照明は、単に「明るさ」を確保するだけでは不十分なのです。
実は光の色味(色温度)が、集中力やリラックス度合いに大きく影響します。
仕事に向いている光と、休憩に適した光は違うため、色の特徴を知って使い分けることがポイントです。
どのような色味があるかみていきましょう。
昼白色(ちゅうはくしょく)
太陽光に近い自然な色味で、集中力を高めやすいのが特徴です。
在宅ワークや勉強に最も適しており、長時間のパソコン作業でも目が疲れにくいとされています。
「リビング兼ワークスペース」で仕事をしている方も、デスクライトだけ昼白色に変えるだけで作業効率がグッと上がります。
昼光色(ちゅうこうしょく)
青みがかったすっきりとした光で、頭をシャキッとさせたい朝の作業におすすめです。
細かい文字や図面を扱う業務にも向いており、書類作成や設計業務の方には特に効果的です。
ただし、青白い光は長時間浴びると落ち着かないことがあるため、朝や短時間の集中作業に取り入れるのがおすすめです。
電球色(でんきゅうしょく)
オレンジがかった柔らかい光で、リラックスには最適です。
しかし、温かみが強いため在宅ワーク中に使うと眠気を誘いやすく、集中作業には不向きです。
これらの色味を仕事中、休憩時間や仕事終わりに切り替えることで、「オン・オフのメリハリ」をつけるのに役立ちます。
また、一般的なデスクワーク〜精密な作業(読書・設計)のためのデスク周りの明るさは 500〜750ルクス が推奨されています(JIS規格より)。
これは一般的なリビング照明よりも少し明るめで、オフィスの明るさに近い数値です。
「なんとなく暗いな」と感じる場合は、デスクライトを追加するだけでも作業環境が大きく改善されます。
3. 照明リフォームの具体的な方法
照明の色味についてわかったところで、次は照明リフォームの具体的な方法について解説します。
ダウンライトや間接照明を追加
天井照明だけでは光は偏りがちです。
ダウンライトや壁際の間接照明を追加することで、影を減らし均一な明るさを確保できます。
デスクライトの導入
パソコン作業用には、角度調整できるLEDデスクライトをプラスするのもおすすめです。
手元だけをしっかり照らすことで目の疲れを軽減します。
調光・調色機能のある照明
仕事中は昼白色、休憩時は電球色と切り替えが可能な照明なら、気分と作業内容に合わせて快適に使い分けられます。
在宅ワーク専用スペースの照明計画
リフォームでワークスペースを新設する場合、コンセント位置や窓からの自然光も考慮した「照明計画」を立てると格段に使いやすくなります。
在宅ワークの照明リフォームは、ただ部屋を明るくするだけではなく、「光をどう使うか」 がポイントになります。
天井照明だけでは影ができやすく目の疲れにつながりますし、デスクライトだけでは全体が暗く感じて集中しにくくなります。
そこで、ダウンライトや間接照明を組み合わせ、さらに調光・調色機能を活用することで、「集中するときの光」「リラックスするときの光」を自在に切り替えられる空間がつくれるのです。
また、在宅ワークスペースを新しく設ける際には、照明だけでなくコンセント位置・自然光の入り方・机のレイアウトを含めて計画しておくと、使いやすさが格段にアップしますよ。
こうした工夫は「ちょっとした快適さの差」に見えて、実際には仕事の効率や健康面に直結する大きな違いになります。
では、実際にどんな効果や変化が得られるのか、次に具体的な事例やメリットを見ていきましょう。
4. 快適な照明で仕事効率と健康を両立
照明は、在宅ワークの質を大きく左右する、言わば「目に見えないパートナー」です。
例えば、集中に適した昼白色の光を取り入れることで、頭が冴えて長時間の作業もはかどりやすくなります。
逆に、電球色などの柔らかい光を休憩時に使えば、リラックス効果が高まりオン・オフの切り替えがスムーズになります。
これだけで「ダラダラ残業してしまう」「仕事が終わっても気持ちが切り替わらない」といった在宅ワーク特有の悩みが軽減されます!
さらに、適切な照明環境は 健康面にも直結 します。
暗すぎる照明でパソコン作業を続けると眼精疲労や肩こり、頭痛の原因になりやすく、反対に明るすぎる照明は眩しさや反射でストレスが溜まりやすくなります。
照明をリフォームして「集中できる光」「疲れにくい光」「作業内容に合わせて調整できる光」を整えることで、仕事効率だけでなく体の負担も大幅に軽減できるのです。
実際、LEDや調光機能付きの照明に替えた方は、
「夕方になっても集中力が落ちにくくなった」
「在宅勤務後の目の疲れや肩こりが減った」
と感じています。
照明リフォームは、効率と健康の両立を助ける投資 とも言えますね。
5. LED照明に替えると光熱費もお得に
在宅ワークが増えると、以前よりも家で照明をつけている時間が格段に長くなります。
朝から夕方まで点灯しっぱなしという方も多いのではないでしょうか。
その分、照明の消費電力は無視できないコストになります。
そこでおすすめなのが LED照明 なので、ちょっと触れておきましょう。
LEDは従来の蛍光灯や白熱灯に比べて大幅に消費電力が少なく、電気代の節約につながります。
例えば、40Wの蛍光灯をLEDに替えると 約70%の電気代削減 が可能との試算もあります(大塚商会)。
仮に、1日8時間照明を使用した場合で計算すると、1ヶ月で数百円〜1,000円以上の節約になるケースもあります。
年間に換算すれば1万円単位で差が出る可能性があります。
さらにLEDは 寿命が約40,000時間以上 と非常に長く、白熱灯(約1,000〜2,000時間)や蛍光灯(約6,000〜12,000時間)に比べて交換の手間もほとんどありません。
電気代の節約に加えて「交換の手間と費用が減る」というのも在宅ワーカーにとって大きなメリットです。
つまりLED照明は、光熱費の節約・エコ・メンテナンス性の3拍子そろった、在宅ワーク向けの最強アイテムといえるのです。
まとめ
在宅ワークを快適にするカギは「環境づくり」です。
その中でも照明は、目の疲れや集中力、そして仕事の効率に直結する重要な要素です。
暗すぎず、明るすぎず、自分の作業スタイルに合った光を選ぶことで、毎日の仕事時間がぐっと快適になります。
「仕事スペースをすっきり整えたい」
「一日中パソコン作業しても疲れにくい環境にしたい」
「せっかくなら光熱費も抑えたい」
そんな方にこそ、照明リフォームはおすすめです。
ISK工房では、お客様一人ひとりの働き方やご家庭の間取りに合わせた最適な照明プランをご提案しています。
ご相談・お見積りは無料ですので、どうぞお気軽にご連絡ください。
快適で健康的な在宅ワーク環境づくりを、私たちがしっかりサポートいたします。
在宅ワークのストレスを減らしたい方は、まず照明から見直してみませんか?




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