パントリーって本当に必要?「あってよかった派」と「なくてもよかった派」から考える後悔しない選び方
- ISK 工房

- 1月20日
- 読了時間: 4分

お家づくりやリフォームを考え始めると、ほぼ必ず話題に上がるのが「パントリー」です。
SNSや施工事例では「絶対あった方がいい」「キッチンがスッキリする」といった声が目立ち、なんとなく「付けるのが正解」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか。
一方で、実際に住み始めてから
「思ったほど使っていない」
「スペースを別の用途に使えばよかった」
そんな声があるのも事実です。
つまり、パントリーは付けたから正解・付けなかったから失敗という単純な話ではありません。
大切なのは、「その家族の暮らし方に合っているかどうか」です。
この記事では、実際のお客様の声や現場で感じてきた経験をもとに、パントリーが向いている人・向いていない人の違いを整理しながら、後悔しない判断ポイントをお伝えします。
「流行っているから」ではなく、「自分たちの暮らしに必要か」で考えたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
パントリー「あってよかった派」のリアルな声
まずは、パントリーを設けて「正解だった」と感じている方の声です。
・食品や日用品をまとめて収納でき、キッチンが常に片付く
・箱買いした飲み物や非常食の置き場に困らない
・ゴミ箱や生活感の出やすい物を隠せる
・来客時もキッチンをサッと整えられる
特に多いのは、「キッチンの見た目がスッキリする」という声です。
調理中はどうしても物が増えがちですが、パントリーがあることで一時的に物を逃がせる場所ができます。
また、共働き世帯や子育て中のご家庭では、
・まとめ買いが多い
・買い物の頻度を減らしたい
という理由から、パントリーの存在が家事の時短につながっているケースも少なくありません。
最近では、防災備蓄の収納場所として活用される方も増えており、「いざという時の安心感が違う」という声も聞かれます。
パントリー「なくてもよかった派」の本音
一方で、「付けたけれど、正直なくても困らなかった」という声もあります。
・普段あまりまとめ買いをしない
・収納したい物と棚のサイズが合わず使いづらい
・奥の物が見えにくく、結局使わなくなった
・動線が悪く、出し入れが面倒
このようなケースで多いのは、使い方を具体的に決めないまま作ってしまったパターンです。
「とりあえずパントリーを付けておこう」と考えると、
・広さだけ確保して中の計画が甘い
・動線を後回しにしてしまう
といったことが起こりがちです。
その結果、
「スペースはあるのに使いにくい」
「物置化してしまった」
という状態になり、満足度が下がってしまいます。
プロ目線で見る、パントリーで後悔しないための考え方
現場で多くのお家を見てきて感じるのは、パントリーの満足度は「広さ」ではなく「相性」で決まるということです。
まず考えていただきたいのは、日々の買い物スタイルです。
・週に1回まとめ買いをする
・ストックを切らしたくない
このタイプの方には、パントリーは非常に相性が良いです。
反対に、
・必要な分だけこまめに買う
・物を持ちすぎない暮らしをしたい
という方は、無理に設けなくても問題ありません。
次に重要なのが「配置と動線」です。
キッチンから自然にアクセスできる位置にあるかどうかで、使い勝手は大きく変わります。
遠かったり、回り込む必要があると、次第に使われなくなってしまいます。
さらに、棚の奥行きや高さも重要なポイントです。
奥行きが深すぎると奥の物が見えず、結果としてデッドスペースになりがちです。
可動棚を使い、収納する物に合わせて調整できる設計は、満足度を高めてくれます。
まとめ|パントリーは「憧れ」より「暮らし基準」で選ぶ
パントリーは、あれば必ず便利という設備ではありません。
しかし、暮らし方に合っていれば、日々の家事や収納のストレスを大きく減らしてくれる存在でもあります。
大切なのは、
「みんな付けているから」ではなく
「自分たちの生活に本当に必要かどうか」を考えること。
もし迷われている場合は、
・どんな物を収納したいのか
・どんな動線で使いたいのか
・そのスペースを他に使う選択肢はないか
こうした点を一度整理してみてください。
私たちは、間取りや収納を「流行」ではなく「暮らし」から一緒に考えるご提案をしています。
パントリーに限らず、収納計画でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。





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