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執筆者の写真ISK 工房

マイホームブルーって何?回避する方法は?

お家づくりをはじめると「マイホームブルー」という言葉を知るタイミングがあると思います。


マイホームブルーは誰にでも起こりうる状態ですが、知っておくことで緩和できたり、いざという時に戸惑わずに済むことがあります。

今回は、マイホームブルーとは何か、そしてなるべく回避するにはどうしたら良いかをお伝えしたいと思います!


(画像:南海プライウッド)


マイホームブルーとは

マイホームブルーとは、マイホームの計画中や住み始め、購入前後に気分が落ち込んだり、イライラしたり、不安や涙が止まらなくなってしまう状態を言います。

マイホームの話題が出る度、そのような状態になるなど、精神的に不安定になります。


では、どのような原因があるのでしょうか。


マイホームブルーの原因

⚫︎大きなローンを抱えることの不安

マイホームを建てるのは決して安くできるできることではありません。

基本的に住宅ローンを組むことになり、返済期間は20〜35年程となります。

それだけの期間が返済生活になるわけで、金銭的な負担があって当然ですね。


また、その長い期間の間に何があるかの予測は大変難しいです。

転職、大病、家族が増えるなど、金銭面の事情が変化する可能性はいくらでもあります

そういう予測のつかない漠然とした不安も相まって、金銭面はマイホームブルーの原因となります。


⚫︎マイホームに関する疲れやストレス

マイホームを建てるには、何度もハウスメーカーの担当者と話し合い、ご自身でも調べ、時間をかけて計画していくことになります。

また、新居へ引越すことになりますので、現在の住まいの整理整頓など引越しそのものへの労力も必要となり、大変疲れます。

それらを仕事や子育てと両立しながらやっていかなくてはなりません。


中には家族が協力してくれず、ひとりの負担が大きくなりすぎたり、担当者と話が合わない、スムーズに進まない、話が伝わっていないなど余計な気を回す必要があり、過度な精神的ストレスとなるケースがあります。

このような体力的、精神的な疲れやストレスがマイホームブルーの原因となります。


⚫︎環境の変化への不安

人はそもそも環境の変化に対してストレスを感じやすいいきものです。

新居の環境になかなか馴染めず、不安やストレスが蓄積されることがあります。

新たな近所付き合いのように、住んでからわかる場合が多い、不確定な事象への不安もあります。


また、マイホームを計画している段階から、空き時間や休日をマイホームへの時間に充て、生活スタイルが変化することでストレスとなることもあります。

このように新生活は、期待と同時に不安を生み出しやすい環境の変化でもあるので、マイホームブルーの原因となります。


⚫︎新居への不満や後悔(理想と現実のギャップ)

マイホームブルーの原因として圧倒的に多く見かけるのがこちらかと思います。

いざ入居してみると、計画中のイメージと違ったり、施工ミスがあったりと、理想と現実のギャップに悩まされる方が非常に多いです。

こうしておけば良かった」と後悔して、入居して間もなくから、涙と共に過ごす方もいらっしゃいます。


Instagramでは「#後悔しない家づくり」というハッシュタグが31.7万件(2024年6月時点)も投稿されており、いかに「後悔」に対して敏感か、多くの人が後悔を経験しているかがわかります。

また、全てがイメージ通りにいく場合の方が少なく、住み始めると後悔ポイントは何かしら出てくるものです。

そういった性質もあり、マイホームブルーの原因となりやすいのです。



続いて、マイホームブルーを回避する方法をお伝えします。

残念ながら完全回避はなかなか難しいので、「なるべく回避」できるようにする方法と考えていただければと思います。


(画像:南海プライウッド)


マイホームブルーをなるべく回避するには

⚫︎資金計画をしっかり立てる

細かく資金計画を立て、「何があっても返済を滞納しないような返済プランを立てる」ことが大切です。

そのためには、自分たちの年収で無理なく返済できる住宅ローン額を調べることをオススメします。

担当者から「この年収なら、だいたいこれくらいでローンを組む人が多いですよ」と伝えられると思いますが、鵜呑みにせず、自分たちの生活でもそれが成り立つか、何度もシミュレーションしましょう。

返済期間中、何があっても大丈夫と思える、余裕を持った金額をしっかり把握しておきましょう。

大きなローンを抱えることへの不安を軽減することができると思います。


⚫︎家族みんなで家づくりに参加する

土地選び、建材選び、間取りの話し合い、家具選びなどなど、マイホームに関することは家族みんなですることが大切です。

誰かひとりに任せてしまうと、ひとりでストレスや責任を抱える原因となってしまいます。

また、ひとりが独占して家づくりを計画してしまうと、参加できなかった家族は不満を持ちやすくなります。

マイホームに関する疲れやストレスを軽減するためにも、家づくりには家族みんなで参加するようにしましょう。


⚫︎新居予定地の周辺を散策しておく

平日、休日、朝、夕など曜日や時間を変えて予定地周辺を散策するのがオススメです。

通勤ルートの確認や時間による混雑具合、スーパーやコンビニの場所など、周辺事情で新生活に必要となることをあらかじめ知っておくことが大切です。

何度も散策することで新たな発見があるかもしれません。

環境の変化への不安を軽減することができると思います。


⚫︎住宅展示場などで実物をチェックする

実物をチェックすることで、紙上や脳内だけでは難しかったイメージがより現実に近づきます。

住宅展示場などで、家事動線やリビングの間取りをシミュレーションしたり、予定しているキッチンやバスルームなどに実際に触れてみましょう。

質感や自分の体型との相性なども含めて、細かくチェックしておくと良いでしょう。

新居への理想と現実のギャップが軽減されると思います。


(画像:南海プライウッド)


いかがでしょうか?

マイホームブルーは、決して珍しいことではありません。

誰にでも起こりうることですので、知識としてあって損はないと思います。

皆様にとって、より良い家づくりができますように。


ISK工房でも新築のご依頼を承っております。

土地の相談からでも大丈夫です。

お気軽にご相談ください♪

お待ちしております。


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