トイレの広さは何畳が正解?畳数別にわかる使い勝手と後悔しない考え方
- ISK 工房

- 2025年12月18日
- 読了時間: 4分
更新日:2025年12月19日

お家づくりの打ち合わせの中で、間取りや設備に比べて、意外と深く検討されないのが実は「トイレの広さ」です。
リビングやキッチンは時間をかけて悩む一方で、トイレは「このくらいで大丈夫そう」「一般的なサイズで」と、感覚的に決めてしまうケースも少なくありません。
「アパートと同じくらいで問題なさそう」
「せっかくだから広めにしておく」
こうした感覚的な判断をした結果、住み始めてから
「思ったより窮屈だった」
「収納の置き場に困る」
「こんなに広さいらなかった」
と感じることも実は多いポイントです。
トイレは滞在時間こそ短いものの、毎日必ず使う場所。
だからこそ、使いにくさは少しずつストレスとして積み重なります。
大切なのは、何畳かではなく、その広さでどう使うか。
今回は、トイレでよく採用される畳数ごとに、できること・使い勝手の違いを整理しながら、後悔しにくいトイレの考え方をわかりやすくまとめました。

―――――――――――――――――
約0.5畳(幅約80cm × 奥行き約120cm)
最小限でも成立するコンパクトサイズ
アパートなどで多く見られる、かなりコンパクトな広さです。
動作スペースはタイトですが、工夫次第で実用性は確保できます。
このサイズのポイントは、背面に浮かせる収納を設置できること。
床に物を置く余裕はほとんどありませんが、壁付けで浮かせる収納を設けることで、トイレットペーパーや掃除用品の置き場を確保できます。
・便器+最低限の動作スペース
・背面収納で床をすっきり保てる
・2階トイレやコストを抑えたい場合に向く
戸建て住宅では割り切りが必要なサイズですが、
考え方次第で十分成立する広さです。

―――――――――――――――――
約0.75畳
設計次第で収納力が大きく変わるサイズ
0.75畳は、中途半端に見えやすい反面、設計の工夫がそのまま使い勝手に表れるサイズです。
例えば、
幅を約80cm、奥行きを約160cm程度に確保し、扉を外側に開く仕様にするとトイレ正面に「カラーボックス程度の収納」を置ける余裕が生まれます。
この配置なら、トイレに座ったまま前の収納に手が届き、急なトイレットペーパー切れにも慌てず対応できます。
・コンパクトでも収納量をしっかり確保できる
・立ち上がらずに物が取れる実用性
・2階トイレや省スペース設計に向く
単に畳数だけで判断せず、寸法の取り方が重要になる広さです。

―――――――――――――――――
約1畳(幅約90cm × 奥行き約180cm)
ゆったり使える標準サイズ
戸建て住宅で最も多く採用されているのが、この1畳サイズです。
この広さになると、トイレ内での余裕がはっきりと感じられます。
・動作がしやすく、圧迫感が少ない
・落ち着いて使える
・収納スペースを確保しやすい
あえて手洗いを設けず、収納とゆとりを優先する考え方も、このサイズなら無理がありません。
毎日使う場所だからこそ、ストレスを感じにくい点が大きなメリットです。

―――――――――――――――――
約1.25〜1.5畳(幅約100〜120cm × 奥行き約180cm)
手洗いを設けられる快適サイズ
この広さになると、トイレの使い方の幅が広がります。
横幅に余裕が出るため、手洗いの設置が可能になります。
特に、横方向にカウンターを設けられる点が特徴です。
・手洗い+カウンター収納が可能
・来客時にも使いやすい
・空間全体にゆとりと上質感が生まれる
1階トイレや来客動線を意識した計画では、満足度の高いサイズと言えるでしょう。
―――――――――――――――――
まとめ
トイレは畳数より「使い方」で決める
トイレは、広ければ良い、狭くても大丈夫、という単純な話ではありません。
同じ畳数でも、寸法の取り方、扉の開き方、収納の考え方によって、使い勝手は大きく変わります。
・どこに配置するトイレなのか
・誰がどんな使い方をするのか
・収納をどれだけ必要とするのか
こうした視点で考えることで、「ちょうどいいトイレ」に近づいていきます。
ISK工房では、間取り全体のバランスや暮らし方を踏まえながら、数字だけではわからないトイレの使いやすさをご提案しています。
トイレの広さで迷われている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
図面を見ながら、一緒に最適なサイズを整理していきましょう。





コメント