(画像:YKK AP)
マイホームの後悔ポイントは人それぞれ。
今回は、立地に後悔したご家庭のお話をまとめました。
なぜ後悔?
後悔のほとんどは、「遠い問題」です。
学校が遠い、コンビニが遠い、病院が遠いなど、なるべく労力を使わずに行きたい場所に限って遠く、住み続けることに不安を感じる声が見られました。
また、街中から離れすぎていることで、娯楽やお買い物に不便さを感じているご家庭もありました。
そして盲点だったのが「街灯問題」です。
実際に土地周辺の下見に行ったとしても見落としがちなのが街灯です。
下見をする時間帯は、明るい日中であることがほとんどで、夜の様子がわからないまま住み始めることが多いからです。
日が短い季節の登下校やお子さんのバイト帰りの時間帯に直面して、初めて街灯がなく暗い立地だったことを実感し、後悔している声がありました。
この立地に関する後悔ポイント、みなさんはどう乗り越えたのでしょうか?
その後
基本的に、時間の経過による「慣れ」によって乗り越えているようでした。
最初は遠すぎると思っていても、通っているうちに慣れることが多いそうです。
学校に関しては、お子さんの年齢と共に通う学校自体が変わったり、小学生から中学生になれば自転車が使えたりなど、通学手段の幅が広がって気にならなくなるとのことでした。
街灯がなく暗い中をお子さんが帰宅するのは心配、というご家庭では、保護者の送迎が解決策です。
そもそも習い事やクラブ活動などで送迎をするご家庭が多いので、立地に限った話ではないと思い直すことができたという声もありました。
また、最初は気になる所ばかりを見ていたけれど、住んでいるうちに良いところを見つけられるようになり、思ったほど悪くないんじゃないかと考えが変わった声もありました。
では、立地に関する後悔を招かないためには、マイホームを建てる前にどのように対策しておけばよかったのでしょうか?
後悔しないために
実は、立地に関してほとんど後悔ポイントとして挙げられないのが「自然災害のリスク」についてです。
あらかじめハザードマップで、自然災害について調べているご家庭がとても多いです。
なるべく安全で、もしものことがあった場合には、避難場所がどこにあるかなどわかった上で土地を選択しているご家庭が大半なのです。
ネットが進化し続けている現代ならではの傾向といえると思います。
しかし、そこに落とし穴がありました。
みなさん、Googleマップやストリートビューなどで、周辺事情は調べられているのです。
気軽に実写の地図が見られ、位置を把握しているにも関わらず、後悔ポイントとなってしまっています。
ここで注意していただきたいのは、画面を通して見た位置関係や道路状況は、実際に体験するものとは大きく異なるということです。
画面上だけでわかった気になってしまうのは大変リスクがあります。
「実際に」家を建てる土地に行き、曜日や時間帯を変えて何度も周辺散策をすることが大切です。
画面上では平面に見える道路でも、実は坂道だったり、凸凹して歩きにくかったり、思ったよりも狭かったりなど体験することで発見できることがたくさんあります。
日中だけでなく夜の時間帯にも散策すれば、街灯の少なさにあらかじめ気づけていたかもしれません。
立地というのは、個人の力ではどうにもできないポイントです。
住む側が対策していくことが求められるので、是非妥協しない十分すぎる下調べを心がけてくださいね。
みなさんのマイホーム計画がより良いものになりますように。
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