お庭づくりと関連して「整地」という言葉を耳にすると思います。
庭の整地は、不要な石や雑草、木の根を取り除き、きれいな平らな土地にすることを言います。
駐車場づくりや人工芝を敷くなど、その後の工程のために、大抵はしなければならないものです。
今回は、整地についてなるべくシンプルお伝えしようと思います。
少しでもお庭づくりのお役に立てれば幸いです。
早速ですが、整地は大きく分けると次のようなステップがあります。
1.不要なものを取り除く
雑草、石など、不要なものを取り除く作業です。
まずは目で見える範囲のものを取り除きますが、その際レーキ(熊手に似た工具です)を使って、隅々まで確認しながら行うことが望ましいです。
その後、鍬(くわ)で土を耕しながら、さらに小石や木の根、除草作業で除き損ねた雑草の根などを取り除いていきます。
土を柔らかくしつつ丁寧に行います。
(土地で植物を育てる場合には、この後土壌改良をしますが、ここでは詳細は省略します)
2.地面の高さを整える、排水のための勾配を確認する
地面の高さを庭のタイル面などに合わせて整える作業です。
土の量を増やしたり減らしたりして、高さを合わせていきます。
また、水はけの悪い土地の場合は、排水のことを考えて勾配をつける必要があります。
勾配をつける際には、きちんと計算しないと、水はけに問題が起きる場合があるので、専門業者に依頼した方が安心です。
高さや勾配の調整をした後の土地は、平らにならしておきます。
この時トンボを使って、しっかりとならすことが大切です。
デコボコがあると、その後の工程がうまくいかなかったり、くぼみに水溜まりができやすくなってしまいます。
3.土を固める
転圧機やハンドタンパー(土を固める工具です)を使って、土を固める作業です。
(角スコップなどを使う方もいらっしゃいます)
足で踏み固めることもできなくはないですが、ムラができやすいので、綺麗な仕上がりを求めるなら工具を使うことをおすすめします。
いかがでしょうか?
これが整地のステップです。
ここまで丁寧にしっかりと作業すると、人工芝や砂利を敷いても綺麗な仕上がり、素敵なお庭になります。
DIYとしてご自身で作業することも可能ですが、道具を一式揃えるところから始める場合や体力的が心配な場合、土地が特殊な場合は専門業者に任せてしまうことをおすすめします。
それでは、お庭づくりを楽しんでください♪
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